Windows 7のサポート終了日が迫ってきました。

Windows 7はWindows 10への
無償アップデートが期間限定で提供されていましたが・・・

意外な事に2019年1月現在のWindows 7のシェアは、

37.2%

あります。

https://news.mynavi.jp/photo/article/20190204-766848/images/003l.jpg

今回の記事では、
Windows 7を使っているユーザー向けに、
サポート期限を迎えるにあたってのリスクや対策をお伝えします。

2016年1月15日、マイクロソフトより延長
サポートに関する気になる記事を見かけました。

参考サイト:Windows 10 Embracing Silicon Innovation

CPUの種類によっては、
Windows7の
サポート期限が、
2018年7月17日に
なってしまう
というものでした。

そのため、
Windows7パソコンでは、
CPUによってサポートの終了期限が
2つ存在する事になります。

今回の記事では、
Windows7の2つのサポート終了期限の
確認方法についてご案内をしていきます。

また
2018年にサポート期限が
来てしまう場合の対策も書いておきます。

【更新】2016年8月15日
マイクロソフトによりサポートポリシーが更新されました。
Windows用のシリコンのサポートポリシーの更新

これにより、
CPUにSkylake(第6世代Core)プロセッサーを、
搭載したパソコンのサポート期限は、

  • Windows 7⇒2020年1月14日
  • Windows 8.1⇒2023年1月10日

になります。

Windows 10の無償アップグレード期間が、
終了したこのタイミングで、
発表されたいう事は、
最初から想定されていた
事なのかもしれません・・・

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Windows7の2つのサポート期限と確認方法

Windowsパソコンには2つのサポート期間があります。

Windows7のサポート終了日に向けた
話をする前に、サポート期間について
説明しておきたいと思います。

  1. メインストリームサポート期間
  2. 延長サポート期間

サポート期間は、この2つがあり詳しくは下記の通りです。

メインストリームサポート期間ってなに?

メインストリームサポート期間には、以下の内容が含まれています。

  • 仕様変更、新機能のリクエスト
  • セキュリティ更新 プログラム サポート
  • セキュリティ関連以外の修正プログラム作成の新規リクエスト
  • 無償サポート ライセンス、ライセンス プログラムおよび、その他の無償サポートを含む
  • 有償サポート インシデント サポート時間制サポート
  • サポート対象の製品カテゴリ

わかりやすく書くと、メインストリームサポート
期間中は様々な機能追加やセキュリティ面での
サポートがある
という事になります。

Windows7の場合は、
2015年1月13日でメインストリームサポート期限は終了しています。

延長サポート期間って何?

延長サポート期間には、以下の内容が含まれています。

  • セキュリティ更新 プログラム サポート
  • 有償サポート インシデント サポート時間制サポート

わかりやすくいうと、セキュリティ面での
サポートのみ提供されるという事です。

延長サポート期間も終了した場合は、
セキュリティ面でのサポートもされなくなります。

仮に、ウィルス対策ソフトなどで対策
していたいとしてもウィルス感染や外部から
の侵入などの危険性が非常に高くなります。

そのため、Windows8やWindows10へ
の移行が推奨されているわけです。

Windows7の場合は、

2020年1月14日

延長サポート期限は終了になります。

Windows7のサポート期間終了日の画像

Copyright © マイクロソフト:Windows のサポート期限

しかし、2016年1月15日に発表された
マイクロソフトの新しいサポートポリシー
により一部のパソコンで、
延長サポート期間が早められる事になりました。

早められたWindows7の延長サポート終了日

2016年1月15日に発表された新たな
サポートポリシーにより、
サポート期限が早められるのは・・・・

Intelの第6世代Coreシリーズ
(コードネーム:Skylake)

搭載パソコンです。

サポート期間は、

2018年7月17日

になります。

そののためサポート期間変更の発表から
2年半ほどでサポートが打ち切られる事になります。

※最も重要度の高いセキュリティ問題には、
対応するとアナウンスはされていますが、
どの範囲をカバーするかはあいまいな感じです。

一般的にはCPUのコードネームを言われても
わかないと思いますので確認方法も合わせて解説します。

①現在搭載されているパソコンのCPUを確認する。

Windows7のサポート終了日に関する解説画像

Windows7の最初の画面上で、左下のスタートメニューを左クリックします。

②コンピューターのプロパティを開きます。

Windows7のサポート終了日に関する解説画像

「コンピューター」を右クリックし、「プロパティ」を左クリックします。

③CPUの型番を確認する

Windows7のサポート終了日に関する解説画像

「プロセッサ」と書かれた部分に、
CPUの型番が記載されています。

上記の画像は、メインで使っている
パソコン(富士通:LIFEBOOK AH550/5B)のCPUで

Intel(R) Core(TM)i5 CPU M560 @2.67GHz

と記載されています。

CPUの種類(ブランド)が、
Core i5というタイプになります。

CPUの型番が、M560になります。
※ちなみに、M560のCPUブランドはNehalem(ネハレム)になります。

このCPUの場合は、
Windows7のサポート期限は
2020年1月になります。

SkylakeのCPUブランドは下記の通りとなります。

SkylakeのCPUブランド一覧

では、Windows7のサポート期限が
2018年7月で切れてすまう
SkylakeCPUの確認方法をお伝えします。

デスクトップに採用されている
SkylakeCPUは下記の通りです。

SkylakeCPUの一覧

ノートパソコンに採用されている
SkylakeCPUは下記の通りです。

SkylakeCPUの一覧

ノートパソコンの中でも、
XeonやCore i7はハイエンド(高性能)モデルに採用されています。

Skylake

Core i5やCore i3は、
ミドルレンジ(コストパフォーマンス重視モデル)

Celeronは、
ローエンド(価格重視モデル)

Core m7は、
タブレットや2in1パソコン

に採用されています。

Intel Core iシリーズについては、
末尾の数字に6000番台が割り当てられているものがSkylakeとなります。
またIntel Core 2シリーズにも6000番台はありますが、
こちらのシリーズのCPUを搭載したWindows 7は、
総じて2020年までの有効期限となります。

SkylakeCPUの発表は2015年9月にされており、
搭載されたパソコンはm2015年11月以降に市販されているケースが多いようです。

2015年後半に、
Windows7パソコンを
購入されている方は、
ぜひCPUの型番(ブランド)を確認しておきましょう。

実際に友人のパソコンの購入に
相談にのった際に確認した経緯はこちら

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Windows7のサポート終了前にしておきたい2つの対策

Windows7のサポートが
2018年7月で終了するか
どうかの確認方法をご紹介しました。

今使われているパソコンは大丈夫だったでしょうか?

もし、該当されていた場合の対処方法に
関してもご案内しておきます。

Windows7サポート終了対策その①Windows10に無償アップグレードする!

Windows7は、
幸いにも

Windows10の無償アップグレードの対象OS

になっています。

Windows7パソコンで
CPUがSkylakeを搭載している場合は、
Windows10へアップグレードする
際もメーカー側でサポート対象に
なっている場合が多いです。

特に問題がなければ、
Windows10に無償アップグレードすべきなのですが・・・

ここで問題になるのが、Windows10
の無償アップグレード期間です。

Windows10の無償アップグレードは、
2016年7月
までとなっています。

そのため、2016年8月以降にWindows10
にアップグレードする場合は有償
にてソフト等を購入する事になります。

余計な出費が増えるので、
ぜひ2016年7月までに
Windows10にアップグレード
する事を強くおすすめします。

特に、個人でWindows7パソコンを
利用されている方の場合は、
早ければ早い程良いでしょう!

Windows7販売終了に向けた
詳しい対策はこちらの記事をごらん下さい。

Windows7サポート終了対策その②買い換える!

問題は、会社や仕事でWindows7専用
のソフトを利用されている場合です。

Windows10が発売されて・・・
まだ1年程しか経過しておらず、
全てのソフトメーカーで、
対応が進んでいるとは言えない状況です。

Windows10にアップグレードしたくても、
仕事で使うソフトの動作保証がされておらず
アップグレード出来ない企業・個人の方もいるかと思います。

その場合は、
在庫処分品等でCPUが
Skylake以前のWindows7搭載パソコン
がまだ販売されています。

そちらに買い替えされる事をおすすめします。

Skylake以前ではあれば、Windows7の
サポート期限は2020年1月までなので
長く延長サポートが受けられる環境でパソコンが使えます。

また、現在あるSkylake搭載パソコンは
パソコンメーカーのサポート対象機種が多く、
スムーズにWindows10にアップグレードする事が出来ます。

そのため下取り価格も高値が付く可能性があります。

なお、
Windows7搭載パソコンの販売は
2016年10月31日となっています。

延長サポートを長期で受けるための買い替えも、
2016年10月以降は一部の在庫品を除き出来なくなります。

  • Windows10への無償アップグレードの期限が2016年7月まで
  • Windows7搭載パソコンの販売終了が2016年10月まで

という2つの理由から、
Windows7のサポート期限が2018年で切れる場合の
対策は2016年中に必ずしておきましょう。

パソコンの買い替えを役立つ記事も書いています。

2018年のパソコン選びに役立つ記事10選
他にもパソコン選びに役立つこちらの記事も要チェックです。
マークがあるものは2018年4月現在の最新状況を元に掲載しています。

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