Windows Vistaのサポート終了日が迫ってきました。

私の周りでもWindows Vistaパソコンの調子がわるなったり、
故障したのをきっかけに買い換えに関する相談が増えてきました。

今回の記事では、
Windows Vistaのサポート終了日

に向けて5つの対応策をご紹介します。

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Windows Vistaのサポート終了期限はいつ?リスクは?

Windows Vistaのサポート終了日は、

2017年4月11日

です。

対象となるWindowsのバージョンは、
以下のとおりです。

  • Starter
  • Home Basic
  • Home Premium
  • Ultimate

コンシューマー(個人)向けの
Windows Vistaの全バージョンが 対象になっています。

Windows Vistaのサポート終了日以降も使い続けるリスクは?

Windowsパソコンには2つのサポート期間があります。

Windows Vistaのサポート終了日以降も
使い続けるリスクをお伝えするまえに、
このサポート期間の違いについても説明しておきます。

2つのサポート期間がこちら

  1. メインストリームサポート期間
  2. 延長サポート期間

この2つの期間について詳しくは下記の通りです。

メインストリームサポート期間ってなに?

メインストリームサポート期間には、以下の内容が含まれています。

  • 仕様変更、新機能のリクエスト
  • セキュリティ更新 プログラム サポート
  • セキュリティ関連以外の修正プログラム作成の新規リクエスト
  • 無償サポート ライセンス、ライセンス プログラムおよび、その他の無償サポートを含む
  • 有償サポート インシデント サポート時間制サポート
  • サポート対象の製品カテゴリ

わかりやすく書くと、
メインストリームサポート期間中は、
様々な機能追加やセキュリティ面でのサポートがある
という事になります。

Windows Vistaの場合は、
2012年4月10日でメインストリームサポート期限は終了しています。

延長サポート期間って何?

延長サポート期間には、以下の内容が含まれています。

  • セキュリティ更新 プログラム サポート
  • 有償サポート インシデント サポート時間制サポート

わかりやすくいうと、
セキュリティ面でのサポートのみ提供されるという事です。

延長サポート期間も終了した場合は、
セキュリティ面でのサポートもされなくなります。

仮に、ウィルス対策ソフトなどで対策
していたいとしてもウィルス感染や外部から
の侵入などの危険性が非常に高くなります。

また、あまり知られていなのですが、
Windows VistaにはSP(サービスパック)と呼ばれる
アップデートプログラムがあるのですが、
場合によってはサポート期限が切れている場合があります。

Windows Vista RTM
2010年4月13日でサポート終了

Windows Vista RTMは、
SP(Service Pack :サービスパック)が
全く適用されていないWindows Vistaの事です。

Windows Vistaが発売された
2006年11月9日からSPが提供開始された
~2007年1月25日の間にパソコンを購入して、
Windowsアップデートを適用していない方は、
サポート期限が切れている可能性が考えられます。

Windows Vista Service Pack 1
2011年7月12日でサポート終了

Windows Vista Service Pack 1が提供された
2007年1月25日からService Pack 2が提供された
2009年05月26日の間にパソコンを購入して、
Windowsアップデートを適用していない方は、
サポート期限が切れている可能性が考えられます。

現在のWindows Vistaのサポート状況を確認し、
既に切れている方はもちろん、
サポート終了期限が近い方は下記の
5つの対策を参考にして頂ければ!

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Windows vistaのサポート終了日に向けた5つの対策

Windows Vistaのシェアは、
2016年3月現在で

1.4%

のため、Windows XPの時の様に
テレビやネットで大々的に、
取り上げられる事はないかもしれません。
参考サイト:Windows 10への移行進む – 3月OSシェア

サポートが終了したWindows XPですら
10%前後のシェアがある事を考えると、
驚異的なシェアの低さと言えるかもしれません(涙)

しかしながら、
現在Windows Vistaを使われているのであれば、
早めに準備をおすすめしたい所です。

そこで今回、
Windows Vistaのサポート終了に向けて、
どんな対策があるのかを5つご紹介します!

Windows Vistaパソコンが販売されたのは、

2006年11月9日

でした。

Windows 7が販売されはじめる
2009年9月1日まで最新OSとして、
販売され続けました。

しかし、
当初からWindows XPの人気が高く
OSシェアは伸び悩んでいました。

逆に、シェアが大きくない分
サポート終了についても
それほどの混乱はないかもしれません。

自分が考える、
Windows Vistaのサポート終了に向けた
5つの対策は下記の通りです。

  1. Windows 10パソコンに買い換える
  2. Macパソコンに買い換える
  3. Windows 10にアップグレードする
  4. Linux・Ubuntuに移行する
  5. ネットに接続しないで使う

それぞれの対策について詳しくご説明します。

Windows 10パソコンに買い換える

Windows Vistaパソコンが販売されはじめた、
2006年前後にパソコンを 購入された方に特におすすめの方法です。

実は、
2006年は私が実際に店頭でパソコンを
販売していた時期です。

ちょうどWindows Vista搭載のパソコンを
販売していたのですが・・・

パソコンによってはメモリが、
512MBしか搭載されておらず
新品のパソコンなのに動作が遅かったのを覚えています。

2006年頃にWindows Vistaを
購入しているのであれば、
パソコンとしても性能の限界にきています。

対策としては、
Windows 10パソコンへの買い替えがおすすめです!

Windows VistaパソコンをWindows 10などに
アップグレードしたとしても、
故障する危険性が高くなっているので、
一番おすすめの選択肢です。

自分のまわりでもWindows Vistaが故障して、
相談を頂くケースが増えています。

また、Windows Vistaパソコンを使っている方から、
サポート終了が近いので買い換えの相談を頂きました。

海外で使うのを前提にしていますが、
日本国内で使う際にも参考になるように記事にまとめておきました。

対策にかかる費用は、
数万円~数十万円が目安になります。
※最も安いWindows 10パソコンであれば3万円代から買えます。
↑個人的にはあまり安いパソコンはおすすめしませんが!

2017年現在のおすすめパソコンの一覧はこちら

友人のWindows Vistaパソコンの液晶ディスプレイが壊れ、
Windows10パソコンへのデーター移行を頼まれたので記事にまとめておきました。

Macパソコンに買い換える

Windows 7ではサポート終了期限が二転三転しました。

Windows 7のサポート終了期限については、こちの記事にまとめてあります。

Windows環境に依存するソフトを使っていないのであれば、Macへの買い替えもおすすめです。

iPhoneの普及により、Macユーザーが非常に増えているので、わからない事があっても周りに使っている方が多ければ心強いです。

Windows vistaのサポート終了日の解説画像
↑主に動画編集で使っているMacBookPro

もし下記の2つに該当するならメインパソコンをMacに変えてみてはどうでしょうか?

  • iPhoneやiPadなどApple製品を愛用している
  • Windows環境に依存したソフトを使っていない

iPhoneやiPadなどのApple製品を管理するのであれば、WindowsパソコンよりAppleパソコン(Macシリーズ)の方が 連携しやすいです。

そんな方には、

Macパソコンは特におすすめです!

対策にかかる費用は、Macの購入費用として十万円前後が目安になります。

Windows 10にアップグレードする

Windows vistaが、最新OSとしての役割を終えた年

2009年頃(2008年も含む)に上位モデルのパソコンを購入したのであれば、Windows 10へのアップグレードが選択肢に入ります。

ただ、 パソコンメーカーのサポートが受けられない点が不安要素です。

詳しくはこちらの記事にWindows 10にアップグレードするにあたっての注意点もまとめておきました。

IMG_5283

↑Windows 10にアップグレードして使っている
富士通製パソコン LIFEBOOK S560
※メーカーサポート対象外です。

対策にかかる費用は、Windows 10インストールディスクの購入費用として1万5千円が目安になります。

Linux・Ubuntuに移行する

今までご紹介した3つの対策の中で、

  • 買い換えの場合は購入予算が必要になる。
  • アップグレードの場合は、
    予算が押さえれられても動作に不安がある

というデメリットがありました。

しかし、システム自体をLinux・Ubuntuに移行すれば動作に関する不安も低くなります。

アップグレードよりパソコンに関する知識・スキルは必要になります。

最近では、Windows風のインターフェイス(見た目・使い心地)のLinux・Ubuntu(ディストリビューション)もあるようです。

詳しくはこちらの記事にてまとめました。

対策にかかる費用は無料です。
※パソコンに関する知識とスキルが必要になります。

ネットに接続しないで使う!

Windows Vistaのサポートが終了する最大のデメリットはインターネットから侵入するウィルスやスパイウェアの 脅威に無防備になる事です!

用途が限られますが、インターネットに接続しないで使うというのも一つの選択肢です。

  • パソコンゲーム専用(インストールタイプのゲーム)
  • 文章作成専用(ワープロ)

などの用途が考えられます!

対策にかかる費用は無料です。
※パソコンに関する知識とスキルも必要ありません。

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Windows vistaのサポート終了日に向けた対策まとめ

ここまでWindows Vistaのサポートが、終了するにあたっての5つの対策をご紹介しました。

パソコンに使える予算や知識・スキルに応じて選択肢も変わってきます。

Windowsに慣れているので環境を変えたくない方の選択肢は?

今までWindowsパソコンを使ってきて操作になれているなどの理由で、
Windowsを使っていきたい方には、

Windows 10パソコンへの買い換え

がおすすめです。

パソコンの買い替えをきっかけに動画編集や写真編集を楽しみたい方は、
こちらパソコンがおすすめです。

今使っているWindows vistaパソコンに満足していて、
パソコンの使用頻度が少ないのであればこちらのパソコンがおすすめです。

ネットの閲覧が中心の方の選択肢

Windowsパソコンに対してこだわりがないのであれば、

Macへの買い替えもおすすめの選択肢です!

iWorksという形でOffice系ソフトに加えて、動画編集・音楽編集ソフトも最初から使えるので、パソコンの楽しみにが広がります!

パソコンに関する知識・スキルが あるのであれば、Linux・Ubuntuへの移行も選択肢に入ります!
※無料で対策出来るのは最大の魅力です!

さらに、ネットの閲覧だけであれば、急速に普及がすすむタブレットへの 買い替えも選択肢としておすすめです!

安いタブレットであれば、一万円代から購入する事も可能です。

Windows Vistaのサポート終了日

に向けて5つの対策のどれを選ぶにしろ時間やお金がかかるので、
早めに対策しておくのがおすすめです!

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