先日、パソコンの出張サポートの際に、
ご質問頂いたのが

『無線lanルーターの寿命はどれぐらいなんですか?』
『無線lanルーターが故障した時の対応は?』

というものです!!

無線ルーターも機械である以上、当然寿命があります。

パソコンや周辺機器の寿命に関しては、

  • 機械的寿命
  • 規格的寿命

の2つがあると考えています。

機械的寿命は、文字通り製品として
正常に動作するかどうかが目安になります。

規格的寿命は、製品自体は正常に動作して
いても、規格上つかうのが難しいケースです。

最近だと、パソコンのWindowsXPが
わかりやすい事例だと思います。

パソコン自体は、使えるのにセキュリティ
の問題で買い替えが推奨されています。

スポンサードリンク

無線lanルーターの機械的寿命と規格的寿命の判断方法

■機械的寿命の判断

機械的寿命については、通信速度が遅く
感じたり通信が切断されるなどの状況が
続く場合に、寿命と判断できます。

これは、無線lanルーターが故障している
可能性もありますが実は、スマホや
タブレットなど複数の機器の利用や動画の
再生・ソフトのダウンロードなどの
ネット利用の状況変化も考えられます。

また、複数の家族で同時にアクセスして
いる場合は過度に不可にがかかっている
場合があります。

上記の様な場合は、廉価品の無線lan
ルーターを選ぶのではなく、利用環境に
あわせてルーターを選ぶと快適なネット
環境になります。

■規格的寿命の判断

無線lanルーターの場合の規格は通信方式
と暗号化の規格が重要になります。

通信方式は、以下のようにスピードアップしています。

  • 11b・・・11Mbps
  • 11a/g・・・54Mbps
  • 11n・・・65Mbps – 600Mbps
  • 11ac・・・290Mbps – 6.9Gbps

という順番で、通信速度が早くなります。

15年以上前のネット環境であればダイヤル
アップ(電話回線を使った通信)やADSL
が主流であり、光通信と比べて低速なネット環境でした。

その環境であれば、無線lanルーターの
通信速度が遅くて問題はありませんでした。

しかし、時代と共にホームページのデータ
量も変わりましたし動画や音声コンテンツ
も多くなってきた状況では、機械的に

問題なく動作していたとしても、規格的には
寿命が来ていると言えます。

暗号化の規格については

  • WEP方式
  • TKIP方式
  • AES方式

の順番で暗号化解析しにくくなります。

WEPに関しては、暗号化解析ソフトなど
によって通信内容が解読されるおそれが
あると言われています。

暗号化に関しては、時代のながれとともに
解析技術が発達していくため、安心して
ネット環境を利用する上で買い替えをして
いくのがおすすめです。

スポンサードリンク

無線lanルーター の買い替えどきチェックポイント

  • 無線lanルーター を購入したのが10年以上前
  • 頻繁に通信が切断されたり遅くなる事が増えた
  • 利用する端末が増えた・利用する人が増えた
  • 無線lanルーター の通信方式が11a/b/gしか対応していない
  • 暗号化がWEPのみしか対応していない

など、上記のに該当する方は早めに無線lan
ルーター を買い替えた方がより快適に
インターネットを利用できるはずです!!

スポンサードリンク

関連するこちらの記事もどうぞ