NECのノートパソコンが壊れそうだという事で、友人からパソコンの購入について相談を受けています。
買い替えるパソコンメーカーは自分の推薦もあり、富士通に決まりおすすめの構成を3パターンぐらい紹介しました。
ただ、確定申告をするのにパソコンを今すぐ使う必要があり家電量販店で購入したのですが・・・
ちょっと性能がアンバランスなパソコンを選んだようなのです!
言ってくれれば購入する時に一緒に行ってアドバイスしたのに残念(涙)
ちなみに、今回友人が購入したパソコンがLIFEBOOK AH50/A3(約12万円で購入)
せっかく新しいパソコンを購入するのであれば、快適なパソコンを選んでほしい!
そんな思いをこめて
パソコンの選び方2017年度版
として3つのポイントを記事としてまとめておきます。
今回の記事はパソコンを買い替えるのを前提に書いています。
新規にパソコンを購入されるの方は、一番の最後のパソコンのおすすめ構成を見て頂ければ!
パソコンの選び方2017年度版!この3つをチェック
パソコンが急ぎで必要な場合!
パソコンが壊れそうで特に今日・明日にでも必要な場合は、購入先は家電量販手しかありません。
しかも、
在庫があるパソコン
の中から選ぶ必要があります。
その際に、在庫処分で割引されていても・・・
実はパソコンの性能アンバランスなために売れ残っているモデルもあるので要注意です。
パソコンを選ぶ際のポイントは下記の3つです。
- 現在の利用状況とこれからパソコンの用途
- パソコンを選ぶ3つのポイントを知る
- パソコンメーカー&購入先を選ぶ
それぞれ詳しく説明していきます。
選び方1:使用中のパソコンスペックを知る
パソコンを選ぶにあたって、現在のパソコン性能(スペック)と用途を整理してみます。
元々使っていたNECのパソコンを利用しており性能は下記の通りです。
- OS:Windows 7
- CPU:セレロン
- メモリ:4GB
- HDD:500GB
今回相談してくれた友人は、主に確定申告に利用しており弥生会計をメインに使うのみです。
ソフトの詳細はこちら
参考URL:弥生会計オンライン
上記のサイトで必要なパソコンの条件を確認すると
- OS:Windows 7 SP1、Windows Vista SP2
- メモリ:記載なし
- ハードディスク:400MB 以上
パソコンの方でそれほど高い性能は必要ないのがわかります。
また、今後も弥生会計ぐらいしか利用しないという事でしたので、それほど高性能なパソコンは必要ないのがわかります。
今後、動画の編集や写真の加工などをしていきたい場合は、
それに見合った性能のパソコンは必要になります。
選び方2:3つのチェックポイントを知る
パソコン選びの3つのチェックポイントは下記の3つです。
- CPU
- メモリ
- ストレージ(HDD or SSD)
この3つのバランスが重要になります。
今回は購入したLIFEBOOK AH50/A3はの実績は下記の通りです。
- CPU:Core i7
- メモリ:4GB
- ストレージ:HDD 1TB
でした。
参考URL:LIFEBOOK AH50/A3の仕様
CPUは高性能なのにメモリが4GB、ストレージはHDDです。
そうなると、メモリとストレージに足を引っ張られてしまします。
CPUにCore i7 搭載モデルを選ぶのであれば、
- メモリ:8GB
- ストレージ:SSD 256GB
はあったほうがCPUの性能を十分活かせます。
逆に今回のように事務作業で使うパソコンであれば、CPUにCore i7を搭載しているパソコンを購入しても宝の持ち腐れになるかと思います。
※将来的に動画編集などする予定があれば別ですが・・・
実は友人がパソコンを購入した店舗は、自分の方でも事前に下見をしていました。
その際、在庫のある中から一番おすすめだと思ったのがこちら
LIFEBOOK AH50/A3 税込み価格:99,144円
起動時間はおそらく大差な感じだと思います。
用途別におすすめ構成は下記の通りです。
価格重視のおすすめ構成
- CPU:Celeron(セレロン)
- メモリ:4GB
- ストレージ:HDD
Celeron(セレロン)はIntelCPUの廉価版モデルですが、廉価版と言っても馬鹿にはできません。
5年前のCore i5に性能は近づきつつあります。
詳しくはこちらの記事にまとめておきました。
[blogcard url=”https://pc-navi.info/cpu-comparison”]
事務作業やネット閲覧におすすめの構成
- CPU:Core i3、Core i5
- メモリ:4GB(できれば8GB)
- ストレージ:HDD(できればSSD)
CPUは、事務作業中心であればCeleronCPUで十分です。
使用頻度が高いのであれあば、Core i3やCore i5搭載モデルの方が快適です。
メモリやストレージも予算があれば、8GB・SSD搭載がおすすめです!
動画編集やパソコンの使用頻度が高い方向けのおすすめ構成
- CPU:Core i7
- メモリ:8GB(できれば16GB)
- ストレージ:SSD
CPUがCore i7なのに、ストレージがHDDだった場合・・・
HDDの読み込みスピードの遅さに足を引っ張られてしまいます。
パソコンを選ぶ際は、全体のバランスを見て選ぶのがおすすめです!
選び方3:パソコンメーカー&購入先を決める
パソコンの購入先は大きくわけると、
- 家電量販店などの店舗系
- メーカー直販サイト
の2つに分かれます。
それぞれのメリット・デメリットがこちら
家電量販店&パソコン専門店のメリット・デメリット
メリット
- パソコンを直接触って確認できる
- 即日パソコンが必要な時にすぐに購入できる
- 店員から説明を受けた上で、どのパソコンを購入するか決められる
デメリット
- 店員から関連商品(設定サポートなど)を売られる
- パソコンの構成が限定されるため、価格が高い傾向にある
- パソコンの延長保証は家電量販店毎に内容が違うので注意が必要
メーカー直販サイトのメリット・デメリット
メリット
- 自分の用途にあわせてパソコンの構成を決められる
- 関連商品を売られる事がないため必要なものだけ買える
- 延長保証は、メーカー保証と同じ保証内容で保証される
デメリット
- パソコンの納品まで1週間~1ヶ月かかる場合もある
- パソコンに直接さわれない
- 疑問点があっても質問はメールなどでする形になる
それぞれメリット・デメリットがありますが、直販サイトで購入するメリットは、
SSD搭載モデル
が選べる点です。
家電量販店で販売されているのは、各パソコンメーカーのカタログモデルと呼ばれるパソコンです。
富士通やNECをはじめとしたパソコンメーカーのカタログモデルは、一部のモデル以外はSSDが搭載さえていません。
そのため、SSDが登載された快適なパソコンを購入しよとお思うと、直販サイトしか選択肢がありません。
家電量販店で販売されているHDDを搭載したカタログモデルを購入して、SSDに換装する方法もありますが・・・パーツを交換した場合は、メーカーの保証対象外になります。
そのため、延長保証などをつける場合は最初からSSD搭載モデルを選ぶのがおすすめです。
なぜ、これだけSSD搭載パソコンをすすめるのあ?
それは下記の動画を見て頂けるとわかりやすいと思います。
2016年に発売されたLIFEBOOK A50(HDD搭載モデル)より、
2010年に発売されたLIFEBOOK S560(SSD搭載モデル)の方が起動時間が早いのわかるかと思います。
そのため、パソコンの購入先もSSD搭載にカスタマイズできる直販サイトがおすすめです!
CPUが高性能はCore i7&HDDより、廉価版のCeleron(セレロン)&SSDの方が高速に動作する場合が多いと思います。
パソコンの選び方2017年度版のまとめ
パソコンの選び方のポイントは、
- 現在の利用状況とこれからパソコンの用途
- パソコンを選ぶ3つのポイントを知る
- パソコンメーカー&購入先を選ぶ
の3つです。
特にパソコンを選ぶ上で、
- CPU
- メモリ
- ストレージ(HDD or SSD)
の3つのバランスは重要です。
アンバランスな構成だと性能を十分発揮できません!
ぜひパソコンを買い替える際の参考にして下さい