前回の記事で、
WindowsXPパソコンに、
Windows 10 TP(TechnicalPreview)版を使って、
アップグレードした上で、
動作確認した事を記事にまとめた!

[blogcard url=”https://pc-navi.info/windowsxp-windows10donotwork”]

ただ、WindowsXPパソコンは、
販売されていた期間も長く、
様々なパソコンが販売されています。

今回は、
Windows XP販売終了間際の製品に関しても、
Window 10にアップグレードした際の
検証していきます!

WindowsXPパソコンを使っていいるのであれば、
検証するポイントも記載するので、
置き換えながら読んで頂ければ!

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Windows 10へのアップグレードでXPパソコンは再生するのか?

今回、検証するのは、
自分が普段メインとして使っている、
Windows7搭載パソコンの、
過去モデルで検証していきます。

今使っているのがこちら、

富士通 LIFEBOOK S560

過去のモデルはこちらに一覧表示されています。

LIFEBOOK S560シリーズ一覧

WindowsXPが、
発売(リリース)されたのは、

2001年11月16

です。

後継OSである、
WindowsVistaはが
発売(リリース)されたのは、

2006年11月9日

です。

LIFEBOOK S560の過去モデルの中で、
WindowsVistaに切り替わったタイミングとして、
2006年11月以降のパソコンのスペックを、
参考にしていきます。

検証するモデルはこちら
FMV-S8240 仕様

発売日は、2007年4月頃になります。

xp000

Window 10にアップグレード出来るかを判断する3つのポイント!

アップグレード出来るかは、
Windows 10のシステム要件を、
満たしている事が重要になります。

システム要件とアップグレードするにあたっての3つ条件を、
こちらの記事にまとめています。
[blogcard url=”https://pc-navi.info/stop-windows10upgrad”]

コンポーネント 最小要件
CPU 1GHz以上
メモリ 1GB(32ビット)または2GB(64ビット)
ハードディスクの空き領域 16GB
グラフィックスカード Microsoft DirectX 9グラフィックスデバイス(WDDMドライバー)

■CPUをチェック!

xp001

CPUに関しては、
1GHz以上なので問題ありません・・

しかし、最低限の要件を満たしているだけなので
WindowsXPで動作していた時と比べると、
パソコンの動きが相当遅く感じる事になると思います。

また、2015年以降は、
低価格帯のCPUである
Celeronですら、
並行処理ができるマルチタスクCPUになっています。

しかし、この時のパソコンに搭載されている
Celeronは同じ名前であっても
シングルタスクCPUです。

 

CPUにCeleronを使っている場合は、
メモリやHDDを交換・増設しても、
Windows 10にアップグレードした場合、
動作はかなり遅くなる覚悟は必要です。

■メモリをチェック!

xp002

WindowsXPモデルは、
512MBなので最低限の要件を満たしていません。

また、Windows 10にアップグレードするにしても
最低限4GBのメモリがないとスムーズに動作しません。

Windows 10にアップグレードする場合は、
最大搭載上限の2GBまで増設する必要があります。

しかし、増設したしたとしても、
メモリが2GBでは、
パソコン自体の動作が相当遅くなります。

■HDDをチェック!

xp003

HDD(ハードディスク)は、
16GBなので問題ないのですが・・・

Office系のソフトを入れたり、
他のソフトを入れる事を考えると、
かなり少ない状態です。

事実上は、
HDDを交換しないと使えないのが現実です。

交換するにしても、
注意して欲しいのがSATA/150の記載です。

上記の表示は、HDDの転送速度で、
データのやり取りを1.5Gbpsで、
出来る事を意味しています。

現在の、内蔵SSDやHDDは、

SATA3

という規格で、転送速度は6Gbpsです。

つまり、高速で動作するHDDや、
SSDを買っても4分の1以下のスピードで、
利用せざるおえない状況という事です。

もちろん、SATA/150の規格に合わせて、
中古のHDDやSSDを入手するという方法もあります。

しかし、その場合は性能を考えると割高感があります。

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XPパソコンをWindows 10をアップグレードしても割高なだけ・・・

WindowsXPパソコンを使って、
Windows10にアップグレードするためには、
以下のパーツの交換・増設が必要になります。

  • CPU
    ⇒Core 2 Duo搭載モデル
  • メモリ
    ⇒最大2GBへの増設
  • HDD
    ⇒SSD・大容量HDDへ交換
    ※交換しても性能を活かすのは難しい

そして、WindowsXPはWindows 10の、
無償アップデート対象OSになっていないため、
Windows 10インストールディスクが別に必要になります。

こう考えてみると、
WindowsXPのパソコンを
Windows10にアップグレードする費用は
3万円~4万円相当になる可能性があります。

Windows10パソコンの中でも、
パソコンショップなどで販売されている、
エントリーモデルなら、

3万円~4万円で購入出来るWindows 10パソコン

もあります。

WindowsXPの場合は、
アップグレードではなく、
買い換えを強くおすすめあします。

2016年に、新規でパソコンの購入をお考えでしたら
パソコンの種類別に、Windows 10パソコン選びの
ポイントをまとめておきました。

[blogcard url=”https://pc-navi.info/category/pckounyuu/pc-purchaseof2016″]
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