Microsoftの年次開発者会議「Build 2016」が、
アメリカのカリフォルニア州サンフランシスコの
モスコーニセンターで3月30日~4月1日に開催されました!
Bild2016での発表で目玉となったのは、
2016年夏に提供されるアップデート
Window 10 Anniversary Update
です!
今回の記事では、
どのような機能が追加されるのかを詳しくご紹介します!
Window 10 Anniversary Updateは不具合対策メイン?
Window 10 Anniversary Updateでは、
BSODにQRコードが追加されます!
BSODとは、
何らかの原因でパソコンが、
停止してしまった際に表示される
青い画面(ブルースクリーン)の事です。
ブルースクリーンに表示にされる
エラーメッセージは英語で、
文章が長すぎて意味を理解するのに時間がかかったり
文章が短すぎてエラー原因の特定に時間がかかっていました。
自分がパソコンの出張サポートをしている時は、
本部の指示でブルースクリーンが、
表示されるエラーは対応不可でした。
ブルースクリーンが表示されると、
ドライバーが適切でない場合などが多く
パソコンメーカーでないと、
対応出来ない場合が多いのが理由でした。
でも本当の理由は、
作業の手間を考えると割に合わないからというのが、
理由だったとのかな?と感じています。
友人のパソコンでブルースクリーンが表示されて
修理のために預かった事があります。
その時の原因はHDDの故障でした(涙)
↑友人から預かってパソコン
以前、メインパソコンとして使うために
パソコンを自作した際に表示された
ブルースクリーンの原因は、
メモリの相性
でした。
ブルースクリーンが表示された時のエラーは、
ハードウェアと密接に関係したエラーが、
多いというのが印象です。
今までは、
表示されたエラーメッセージを元に、
パーツを交換しながら原因を、
特定していく必要がありました。
しかし、
Window 10 Anniversary Updateでは、
ブルースクリン上にQRコード表示され
コードを読みとる事で原因が特定しやすくなるわけです。
これは、
Window 10の無償アップデートが、
2016年7月に終わるのを見据えて、
トラブル対応がしやすくなった事を、
PRするためなのかな?と思っています。
特に、
Window10 Homeの場合は、
Windowsアップデートのタイミングを選べません!
そのため、
アップデートした後にエラーがあっても
対応しやすくなりました!
という事なのかもしれません。
そもそも、
Window10 Homeの自動で、
WindowsUpdateされる仕様をやめて欲しいです(涙)
マイクロソフトはWindows8あたりから、
的はずれな施策が多い気がします。
Window 10 Anniversary Updateの他の機能
Window 10 Anniversary Updateの
他の機能についてもご紹介します。
- Microsoft Edgeが「Windows Hello」に対応
- 「Windows Ink」の搭載
※ペンやスタイラスといった入力デバイスのサポートを強化する機能 - Cortanaの提案機能
- ロック画面からもアクセスが可能
- 「Cortana」のバッテリーが少ない時に警告してくれる
- 「Find my phone」「Ring my phone」
紛失した端末を探せる機能 - 「Bourne Again Shell」(「Bash」)の移植
UNIXスタイルのテキストコマンドを入力で操作できる
箇条書きにしたので、
わかりにくいかもしれませんが、
Apple社Mac&iPhoneの機能を真似た印象です。
開発者向けの会議なので、
開発環境に関する発表が多く、
一般利用については、
特に画期的な機能はないです。
(↑あくまで個人的な感想です。)
Windows Insiderプログラムに、
加入していると開発段階の
Window 10 Anniversary Updateを
使う事ができます。
(開発段階のものなのでいかなるトラブルも保証されません。)
参考サイト:https://insider.windows.com/
Window 10 Anniversary Updateのまとめ
個人的な意見ではありますが、
Window 10 Anniversary Updateは、
不具合解消をしやすくする機能追加が、
大きな目玉だと考えています。
それ以前に、
Windows7やWindows8.1から
アップグレードした際の不具にが心配ですが(笑)
アップグレードする際は、
失敗しないための対策をこちらにまとめてあります!
[blogcard url=”https://pc-navi.info/windows10upgrad-3point”]
Windows Insiderプログラムに参加しているので、
予備のパソコンに入れて追加された機能を、
試してみたいと思います!