ブログに使う素材としての写真や趣味で撮影した写真を整理するために、
NAS:ネットワークアタッチトストレージ (Network Attached Storage)
の導入を検討しまじめました!
NASはファイルサーバーの事で、ファイルサーバーとはネットワークを経由してアクセスできるHDD(ファイル)の事です。
外付けHDDと違いネットワーク経由でアクセスできるので、
- 1台のNAS(HDD)に家族・友人など複数の人がアクセスできる。
- 外出先からスマホ&パソコンを使って自宅のNAS(HDD)にアクセスでき、写真や動画を他の人に見せるのが便利!
さらに、2台以上のHDDを搭載できるNASでRAIDというバックアップ機能があれば、常にバックアップを取りながらデータ管理ができるので便利です。
NASと外付けHDD&オンラインストレージとの違いや、NASの選び方についてこの記事でまとめておきます。
NASと外付けHDD&オンラインストレージとの違いは?
NASは先ほどご説明した通り、ネットワーク上からアクセスできるHDD(ファイルストレージ)です。
外付けHDDは、USB端子などでパソコン本体の外部に接続するHDDです。
↑今愛用しているシーゲート製のポータブル外付けHDD
外付けHDDの魅力は、接続してすぐに使える点が魅力です。
逆に持ち歩かないとデータにアクセスができないのは面倒な点です。
代表的な製品は下記のメーカーから販売されています。
- ウェスタンデジタル
- シーゲート
- バッファロー
- IOデーター、その他
などから製品が販売されています。
オンラインストレージは、ネット上に用意されたファイルサーバーという点では同じですが提供会社が管理しており、「容量」単位で貸出される仕組みです。
無料で使える容量が用意されていたり、面倒な設定が必要なく使える点が魅力です。
逆にID・パスワードで管理されているため、流失するとデータが丸ごと第三者の手に渡ってします点がデメリットです。
また、月額課金の場合が多いので継続して料金が発生する点も注意が必要です。
代表的なサービスとしては下記のものがあります。
- OneDrive
- Dropbox
- Googleドライブ
- Amazon Drive
などのサービスがあります。
まとめるとこんな感じになります。
NAS | 外付けHDD | オンラインストレージ | |
価格 | 〇 | △ | ◎ |
設定 | △ | 〇 | ◎ |
データへのアクセス | × | ◎ | ◎ |
セキュリティ | 〇 | ◎ | 〇 |
容量 | ◎ | 〇 | △ |
バックアップ | ◎ | × | △ |
機能性 | ◎ | 〇 | × |
写真を管理するにあたりNASの導入は以前から検討しており、最も魅力に感じたのは以下の3つです。
- バックアップ
- 機能性
- 大容量
それぞれ理由を詳しく書いておきます。
バックアップですが、
- 外付けHDD・・・故障に備えてバックアップが必要(毎回の作業が手間)
※ソフトが付属していて自動化できる場合もあります。 - オンラインストレージ・・・ID・パスワードが流失するとデータが消失&流失するリスクがある
※常時ネットに回線につながっているのでサイバー攻撃のリスクもあります。※過去に個人情報が流失した事例もあります。
NASであれば、RAID機能が登載されたモデルを選ぶ事でバックアップが自動でとれる点が魅力です。
機能性という部分では、
写真を管理するにあたり写真の内容によって、自動で振り分けてくれる機能を持ったNAS製品があったり、便利な機能が内蔵&追加できるNASが選択できるのも外付けHDDやオンラインストレージにはない魅力です。
大容量という部分では、
NASの場合3.5インチHDDが採用されているため容量あたりの価格を考えた場合、最もコストパフォーマンスがいい場合が多いです。
どんなNAS製品があるかもあわせてご紹介します!
NASの選び方2018年版!写真管理用NASのおすすめは?
NAS製品は大きく2つに分かれます。
- HDD内蔵タイプ
- HDD別売タイプ
です。
HDD内蔵タイプは、HDDとNASがセットになった製品で、バッファローやIODATAなどの国内メーカーから販売されている商品が多いです。
HDD内蔵タイプのメリットは、
- HDDを別に買わなくて済むので価格が安くすむ
- 設定の手間が最小限ですむ
という特徴があります。
2018年で人気の高いNAS製品はこちら
HDD別売タイプは、NAS製品とHDDを別々購入して自分で接続する製品になります。
海外メーカーも含め多くの企業から販売されています。
HDD別売タイプのメリットは、
- 機能面で充実している
⇒写真の内容で画像を自動整理してくれる製品もあります。 - HDDを自由に選べる
- 2ベイ以上のモデルを選べばバックアップも自動で出来る
- 4ベイ以上のモデルを選べば大容量HDDとして活用できる
という特徴があります。
2018年のNAS製品の人気モデルも多くは、
HDD別売タイプ
です。
※2020年2月現在の価格コムのランキング!
ランクインしているNASメーカーは、
- Synology
- バファロー
- QNAP
の3社です。
この中で自分が選んだのは、
Synology NAS
です。
その理由はSynologyを知ったきっけも大きく影響しています。
CP+という写真とカメラの展示会に参加した際に、Synologyがブースを出展していて、そこではじめて知りました。
カメラ好きの人間としては、CP+に出展しているメーカーというだけで信頼度がぐっと上がります(笑)
Synologyブース内でも実際に製品に触れ、さまざまな機能がある事を知ったので他のNAS製品を選ぶという選択肢はなくなりました!
ということで自分がSynology製NASの中で選んだモデルや、その理由も記事にまとめておきます!
SynologyのNAS選び方と比較表!写真管理向けの最強の1台は?
Synology NASはモデルの種類が多いので、選ぶ際の参考にして頂ければ!