先日立ち寄ったリサイクルショップで、並んでいる中古パソコンを見て驚きました!
なんとサポート期間が終了しているパソコンを販売していたのです!
もちろん、
サポート期間が終了した旨の注意書きもありません!
もしかすると、何も知らないまま買ってしまう人もいるのかも?
と思ったので今回は、
2019年に中古パソコンを購入する際の注意点&選び方!
を記事にまとめておきます!
2019年の状況に合わせて中古パソコンを選ぶ上での注意点もまとめました!
[blogcard url=”https://pc-navi.info/choose-usedcomputer2017″]
2019年版中古パソコンの選び方!3つの必須知識
2016年に中古パソコンを、
購入する際の選び方のポイントは、
- メーカー
- 性能・スペック
- OS
などがあります。
今回は、冒頭でも書いたとおりWindows(OS)のバージョンを中心に、
「マイクロソフトのサポートが受けられる!」
点を重視して中古パソコンの選び方を、3つご紹介します。
- サポート期間を把握する
- 正規ライセンスかを確認する
- Windows7はCPUを確認する
この3つについて詳しく書いていきます。
マイクロソフトのサポートが、受けられないリスクについては、こちらの記事にまとめておきました!
[blogcard url=”https://pc-navi.info/windows8-supportend”]
中古パソコン選びはサポート期間を知る事から!
2016年現在、Windowsを提供するマイクロソフトのサポートが打ち切られれているOSがあります。
- Windows Vista SP1
- Windows 7 SP適用なし
- Window8
※SPはサービスパックの略で、累積した更新プログラムをまとめたものです。
この3つのWindowsは、マイクロソフトのサポートが受けられない状態です。
えっ、Vista・7・8はサポート期間内では?
と思われた方もいるかもしれません。
Windowsにはそれぞれ、SP(サービスパック)という、更新プログラムがあります。
このSPが最新版になっていないと、マイクロソフトのサーポートは受けられません。
2016年現在、マイクロソフトからサポートが受けられるOSは、
- Windows Vista SP2
- Windows 7 SP1
- Window8.1
の3つです。
パソコンの出張サポートの際も、マイクロソフトのサポート期限が切れている場合は、
対応不可
だったのでお客様にどんなに強く頼まれても、パソコンの設定をせずに帰るしかありませんでした。(涙)
ちなみに、
- SPの適用
- Windows8⇒8.1
の作業は、それほど難しい作業ではありません。
しかし、時間が非常にかかります。
パソコンの性能にもよりますが、Windows VistaでSP(サービスパック)が、まったく適用されていなかった場合、
SP2まで上げるのに8時間以上かかります。
記事冒頭のプライスカードを拡大すると
プライスカードに、
- マイクロソフトのサポート期間が切れている
- Windowsアップデート(SP適用)の作業が必要になる
旨の記載は一切ありません。
※一応、お店のロゴは隠しておきました。
注意書きが記載してあるならまだしも、書いてないという事はリサイクルショップのスタッフも知らないまま、
売っているということですよね・・・
中古パソコンに関しては、リサイクルショップの名前が有名でも、
ご自身でWindowsのバージョンを、しっかり確認してから購入しましょう!
【12月5日追記】
記事を書いてから半年以上たったので、状況を再度見てきました。
2万円以下のパソコンが売られていたのですが・・・・
相変わらずサポートが切れているパソコンが売られていました(涙)
中古パソコンの選び方を知らないと不正品をつかまされるかも?
Windowsのサポート期間が問題なければ、次は不正品を買わないための対策です。
中古パソコン市場は、Windows7パソコンに、人気が集中している状態です。
また、2016年の7月までは、
- Windows 7
- Windows 8.1
の2つのWindowsが、
Windows 10に無償アップグレード出来る!
という理由もあります。
つまり、中古でWindows7・8.1のパソコンを、購入すれば最新のWindows 10に、アップグレードして使う事ができるワケです。
もちろん、全てのパソコンがWindows 10に問題なくアップグレード出来るわけではないので、こちらの記事も参考までに見て頂ければ!
[blogcard url=”https://pc-navi.info/windows10upgrad-3point”]
こういった事情から一番需要がないWindowsが、
Windows Vista
になります。
販売する側もわかっているため、Windows Vistaに関してはWindows 7にアップグレードして、販売されている事が多いようです。
ここで注意が必要になります!
Window7にアップグレードするためには、Window7のインストールディスクが必要になります。
しかし、このインストールディスクは17,000円前後します。
この価格がパソコン本体にプラスされると、値段が高すぎてなかなか売れなくなってしまいます。
そのため、ネットオークションなどではWindows7の海賊版など
不正なWindowsをインストールして販売しているケースが見られます。
この対策として、マイクロソフトでは、
MAR(Microsoft Authorized Refubisher)プログラム
という仕組みで中古パソコン向けに、セカンドライセンスの発行をしています。
(セカンドライセンスは、指定業者のみが通常ライセンスの半額程で購入できます。)
参考サイト:MARプログラム
MARプログラムで発行された、Windowsライセンスには、
オレンジ色のCOAシールが添付されるので、パソコン本体に貼って販売されます。
※COAシールは、マイクロソフトの正規ライセンスを証明するものです。
上に貼られている青色のCOAシールが、Windows Vistaのライセンスを証明するシール
下に貼られているオレンジ色のCOAシールが、MARプログラムで発行されたWindow7の正規ライセンスを証明するシール
中古パソコンを選ぶ際は、パソコン本体に貼られているロゴシールと、プライスカードに記載されているOSが一致するか確認しましょう!
Window7のロゴシール
もし一致しない場合は、MARプログラで発行されたセカンドライセンスがあるかを確認しましょう!
パソコンの設定サポートをしている中でも、非正規のWindowsを知らず知らずに使われている方が何人かいらしゃいました!
もちろん、非正規のWindowsパソコンを使っている場合も、設定サポートの対応は出来ないため事情を話して帰るしかありませんでした(涙)
聞いてみると、ネットオークションで購入したケースが多いようです!
こういった事態がおこる背景は、パソコンの知識があってもWindowsのライセンス関連知識がないまま、ネットオークションで販売されている方がいるからだと思います。
(↑知っていてやっているとは思いたくないです)
Windows7の場合はCPUを確認する
現在、中古パソコンの中で注意が必要なのは、Window7パソコンです。
Window7パソコンの中で、CPUにSkylakeタイプが搭載されているとサポート期間が1018年7月で終了になります。
参考サイト:Skylake デバイス上の Windows 7 および Windows 8.1 に対するサポートポリシーの更新
具体的な機種に関しては、こちらの記事にまとめておきました。
[blogcard url=”https://pc-navi.info/windows7-supportend”]
比較的新しいパソコンが対象になるので、中古市場での販売台数はそれほど多くないと考えています。
しかしながら、中古でWindows7パソコンの購入を検討している方は、使いたいソフトがある等事情があるはずです。
せっかくWindows7パソコンを、使うために購入したのに・・・
CPUのタイプによっては、強制的にWindows10にアップグレードせざるおえない状況になります。
【12月05日追記】
Windows7のサポート期限は再度変更になりCPUに関係なく2020年までになりました。
ただ、また変更される可能性もあるので上記の記載は消さずに残しておきます。
2016年の中古パソコン選び方ガイドまとめ!
2016年に中古パソコンの購入を、
検討しているなら以下の3点に注意しましょう!
- Windowsのサポート期間をチェックする
- WindowsロゴとOSが一致する!
もしくはセカンドCOAシールが貼られている - Window7の場合はCPUのタイプに注意する
中古パソコンの選ぶ際には、それだけで予備知識が必要になります。
値段の安さ
を理由に中古パソコンを選ぶのであれば、新品のパソコンを購入した方が良いかもしれません。
※どうしてもWindows7パソコンが、必要などの事情がある場合は別です。
パソコン専門店で見かけたこちらの中古パソコンから、
本当にお得なのかどうかも考えてみたいと思います!
パソコンの詳細は下記の通りです
メーカー:富士通
パソコン:LIFEBOOK FMVA42YW(LIFEBOOK AH42/Y)
- CPU:Celeron Dual-Core 3855U
- メモリ:4GB
- HDD:1TB
- office:Microsoft Office Home and Business Premium
- 発売日:2016年 5月19日
価格:80,000円(3年保証の場合は95,000円)
という内容です。
上記価格は税別なので税込みにだと、
価格:86,400円(3年保証の場合は102,600円)
富士通の直販サイトである富士通WEBMARTの価格を見てみたいと思います。
富士通WEBMARTにてLIFEBOOK AH42と同等性能のカスタムメイドモデルが販売されており型番はLIFEBOOK WA1シリーズになります。
詳細はこちら
詳しいレビュー記事も掲載していますので参考にして頂ければ!
[blogcard url=”https://pc-navi.info/lifebookwa1-review”]
officeをつけた際の価格は、78,700円(税込)になります。
※キャンペーンなどにより価格は変動します。
しかもこの価格は、
- メーカー保証3年間
- セキュリティ対策ソフト3年間
がセットになっている価格です。
同じ条件で考えると、
- 中古パソコン(LIFEBOOK AH42):95,000円
- メーカー直販新品(LIFEBOOK WA1/Z):78,700円
になります。
102,600-78,700円=23,900円
も中古パソコンの方が高い事がわかりました(笑)
最近は新品のパソコンが安くなっているので、値段を重視するなら中古パソコンにこだわらずメーカー直販サイトをしっかりチェックした方がいいかも知れません!
彼氏からPCを貰いました。
自分だけしか愛せないケチな小さな彼氏が、このPCをくれた理由が痛いほどわかりました。
なんだかねーです。ちょっと悲しい決断必要かも。
ありがとうございました。
客層が違う。
中古10000台は保証外。パーツ取りのためのジャンク品扱いです。
バージョン古いVistaでも買う人は買います。もちろん、仮にそれを普通に使うとしたら、多分、自分でlinuxに換装します。Vistaとかどうでもいい。
普段使いするならリファービッシュ品かつOSがWin7以上じゃないかな。
あと、Officeは普通、どうしても使うなら余程の貧乏人でもない限り、どれだけ割高でも月々1500円程度で使える365にするのが当たり前。中古のパソコン買う奴は池沼でもない限りそれくらい出来るだろうさ。
ご意見ありがとうございます。
今後記事を書く際に参考にさせて頂きます!