HDDからSDDに換装すれば、
パソコンの動作速度がアップした事は
実感して頂けると思います。
さらに、
「数字」として確認すれば、
より速度がアップした体感が増すと思います!
今回は、
SSDからHDDに換装した際、
速度を確認するフリーソフトをご紹介します。
ディスクの速度測定ソフト「crystaldiskmark」の紹介
SSDやHDDの速度測定をする際に、
最も良く使われているソフトは、
crystaldiskmark
になります。
CrystalDiskMarkは、
ボタン1つでHDD&SSDの
読み込み・書き込みスピードを
測定してくれるフリーソフトです。
ダウンロードはこちらから
CrystalDiskMarkダウンロード
crystaldiskmarkの使い方
左上の「All」を
クリックするだけで、
測定を開始してくれます。
左側の項目を設定すれば、
測定内容を調整する事もできます!
左側の項目は、
それぞれ測定回数を
何回テストするかを設定する場所です。
「1」~「9」まで用意されており、
測定回数を多く設定すれば、
より正確な測定結果が得られます。
ただし、
測定が完了するまでの時間も
かかるようになります。
自分の場合は、
デフォルトの「5」にしています。
真ん中の項目は、
測定に使うデーターの大きさ
を設定する部分です。
データーが大きいほど正確さが増します。
自分の場合は、
デフォルトの「1000MB」にしています。
右側の項目は、
測定するドライブを選択する所です。
外付けドライブやUSBメモリを
指定する事も出来ます。
HDDからSSDに換装した場合は、
「C」を選択する形になります。
デフォルトで最初から「C」が、
選択されているので変更する必要はありません。
HDDからSSDに換装前後に
速度の違いを確認する場合は、
1つだけ注意点があります。
それは、
同じ設定内容で測定する!
事です。
測定回数や測定するデーター量を
変えてしまうと結果も変わる可能性があります。
CrystalDiskMarkの見方
左側が測定項目になります。
表示されている数字は、
1秒間にやりとり出来るデーター量(MB)
を表示しています。
数字が大きい程パソコンの動作が早くなります。
項目の意味は以下のとおりです。
- seq:シーケンシャルアクセス
連続している領域への書き込み・読み込みするテスト - 512k:ランダムアクセス
データーを512KB単位に分割して、
ランダムに書き込み・読み込みするテスト - 4K:ランダムアクセス
データーを4KB単位に分割して、
ランダムに書き込み・読み込みするテスト
※実際の使用で最も多いデーターのやり取り - 4K QD32:ランダムアクセス
データーを4KB単位に分割して
ランダムに書き込み・読み込みするテスト。
NCQ機能という高速化する仕組みを使って
どこまでスピードアップしたかが表示される。
- Read
読み込み時のスピードを表示 - Write
書き込み時のスピードを表示
SSDの場合は、
読み込みより書き込みが遅いので、
ReadよりWriteが早い事は基本的にないです。
CrystalDiskMarkを使う上での注意点
CrystalDiskMarkは、
Ver 4以降表示項目が変わりました!
過去の自分の測定値と比較する場合は、
過去バージョンを使わないと正確に測定できません。
過去バージョンはこちらから手に入ります。
CrystalDiskMark 過去バージョン
自分は、Ver3を使っています。
これから測定をされる方は、
最新バージョンを使われる事をおすすめします!
HDDからSSDに換装した直後の
新品時のSSDを測定しておけば、
半年・1年と使っていく中で、
性能が維持出来ているのかを
確認するのにも役立ちます。
また、
SSDの寿命を測定するソフトもあります!
詳しくはこちらの記事にまとめました。
[blogcard url=”https://pc-navi.info/ssd-lifetimemeasurement”]