以前レビューさせて頂いたSurfaceBook2ですが、2018年4月6日に15インチモデルが登場しました!
以前のレビューはこちら
SurfaceBook2の実機レビュー!クリエイター向け2in1パソコンとして完成した3つのポイント
↑上記レビューはMacBookProとの比較を中心に書いています。
SurfaceBook2 15インチモデルは、画面サイズが大きくなった事でクリエイター向けパソコンとして使いやすくなっただけでなく、他の用途でも実用度が増しました!
今回は、
SurfaceBook2 15インチモデル
のについて3つの活用方法を中心にレビューをしていきます!
SurfaceBook2 15インチモデルの詳細は公式ページにてご確認下さい。
Surface Book2のご紹介
今回ご紹介するSurfaceBook2のスペックはこちらです。
- CPU:Core i7-8650U プロセッサ
- メモリ:16G
- SSD:512TB
- ディスプレイ:15 インチ PixelSense ディスプレイ 解像度: 3240 x 2160 (260 PPI)
- GPU:NVIDIA GeForce GTX 1060 独立 GPU+6GB GDDR5 グラフィックス メモリ
※GPU:Graphics Processing Unit(グラフィックス プロセッシング ユニット)の略で、画像処理に特化したCPUになります。
SurfaceBook2の外観
SurfaceBook2の13インチモデルのタイプカバーと比較すると、キーの大きさは同じでキーボードサイトのスペースが広くなった形です。
SurfaceBook2本体と統一感のあるシルバーカラー!
Surface Book2のインターフェイス
Type-C Port x 1
3.5 mm ヘッドフォン ジャック SurfaceConnect(充電、Surface ドック用端子) |
フルサイズ USB 3.0 端子 x 2 UHS-II SDXC スロット |
SurfaceProではMcroSDカードのみ対応でしたが、SurfaceBook2ではフルサイズのSDカードに対応しており、RAW現像や動画編集用のパソコンとしてより使いやすくなっています。
撮影旅行に行く際もタブレットだけを持っていき、その場でSDカードを読み込めば大画面で写真の確認ができます!
Surface Book2の重量と付属品
付属品はACアダプターとMicrosoftOfficeが同梱されています。
SurfaceBook2単体と付属品を合わせた重量を量ってみました!
SurfaceBook2本体のみ:813g |
SurfaceBook2+タイプカバー:1,900g |
ACアダプター:390g |
Surface Book2+タイプカバー+ACアダプター:2,290g |
15インチディスプレイを搭載しながらも、キーボード装着時で2kgを切っているので液晶ディスプレイのサイズを考えると本体重量は軽量です!
SurfaceBook2の13インチモデルの実測重量が714gでした。
そこから考えると15インチモデルにも関わらず、813gしかないので十分軽量といえます。
2in1パソコンとして見た場合は重量は重い方ですが・・・
SurfaceProシリーズのようにキックスタンドが登載されていないため、タブレット単体で使われる事はあまり想定していない印象です。
SurfaceBook2の15インチモデルの性能もあわせてご紹介します!
他の2in1にはない魅力がありますので、その点もあわせてご紹介していきます。
Surface Book2の性能
Surface Book2の性能を6つの点からレビューしていきます。
- CPU性能
- ストレージ性能
- ディスプレイの比較
- バッテリー性能
起動時間・スピーカー比較については、前回のレビューにて掲載しているのそちらにてご確認下さい
SurfaceBook2の実機レビュー!クリエイター向け2in1パソコンとして完成した3つのポイント
SurfaceBook2 15インチモデルのCPU性能
CINEBENCH_R15というベンチマークソフトを使って、CPUの性能を比較してみました。
ベンチマークの結果はこちら
ベンチマークが速いだけでなく、実際の動画編集でもエンコード速度が速く快適に動画編集できました!
動画のエンコードスピードも20分前後で終了するため、動画編集もストレスなくできます!
動画ではクリエイター向けパソコンとの比較しています。
同じ内容の動画編集をする場合、同一性能のディスクトップパソコン並みのスピードです。
標準的なノートパソコン(Core i5・メモリ8GB・SSD)の場合だと、30分~40分ほどの時間がかかるため、半分近く編集時間が短縮されます!
SurfaceBook2のストレージ性能
SurfaceBook2に搭載されているSSDのスピードと容量は以下の通りです。
※空き容量についてはOfficeに加え写真編集用のソフトをなどをインストールしている状態のものです。
|
512GBモデルでも空き容量が310GB以上あるので、写真のRAW現像などの用途なら十分です。
動画編集をする場合は、状況によっては外付けHDDが必要になるかもしれません!
大学生や社会人の方が、ネット閲覧や資料作成で使う場合はストレージは256GBモデルでも十分です!
動画・写真の編集で使う場合は、500GB以上の容量があるモデルがおすすめです。
Surface Book2のディスプレイ比較
SurfaceBook2 15インチモデルですが液晶ディスプレイのスペック上は4Kディスプレイではありません。
しかしながら、4Kディスプレイを搭載しているクリエイター向けパソコンと比較しても違いが判らないレベルです。
今回は他社の4Kディスプレイモデルと比較してみました。
- 左:SurfaceBook2 15インチモデル(3240 x 2160)グレア液晶
- 右:HP PavilionPower 15 パフォーマンスモデル(4K 3840×2160)ノングレア液晶
見て頂くとわかる通り4Kディスプレイと変わらない精細感です。
SurfaceBook2 15インチモデルはグレア液晶のため、光沢があり写真や動画を表示した際はより綺麗に見えます!
映り込みに配慮さえすれば動画編集などの用途はもちろん、ゲームなども快適に楽しめます。
SurfaceBook2のバッテリー性能
パソコンに最も負担のかかる動画再生を繰り返し、バッテリーの駆動時間を測定しました。
SurfaceBook2のバッテリー駆動時間は6時間経過後で、
29%
でした!
1時間で10%前後消費しているペースだったので、8~9時間は余裕で使えるレベルです。
ネットの閲覧やOfficeソフトでの資料作成に使うのであれば、さらにバッテリーの駆動時間は長くなるはずです!
SurfaceBook2 15インチモデルの3つの活用方法
SurfaceBook2 15インチに触れて感じたのは幅広い用途です。
- クリエイター向けパソコン
- ゲーミングパソコン
- 仕事用パソコン
として使う上で十分な性能がありました。
特にSurfaceBook2 15インチモデルをビューモードを使う事で活用の幅が広がります。
クリエイター向けパソコンとして!
SurfaceBook2 13インチモデルと比較して、液晶ディスプレイのサイズが大きくなったので、よりクリエイター向けパソコンとして使いやすくなりました。
また、液晶ディスプレイの設定画面では撮影機材とカラーマッチング(色あわせ)がしやすいように、「sRGB」のプロファイルが最初から登載されています。
また、自動調光機能がついているのもさりげなく便利です!
趣味で動画編集や写真の加工をする方だけでなく、仕事として使う場合も上記のようなビューモードで使えばクライアントに確認してもらいながら編集が作業ができます
手前側にキーボードがないので、編集内容も確認しやすくなっています。
ゲーミングパソコンとして!
ゲーミングパソコンとして、専用のコントローラーを接続する事でよりプレイしやすくなります。
ゲームのベンチマーク結果も非常に高く、多くのタイトルを安心して遊べる性能があります。
どのゲームも非常に快適という結果にでした!
タブレットとして!
最後はプレゼンテーションなどのビジネス用途です。
会議室など設備の整った場所でプレゼンテーションできるのが理想ですが、
- 先方の会社に訪問してのプレゼン
- カフェなどでの打ち合わせ
など外出先でプレゼンテーションしたり、打ち合わせする際にSurfaceBook2 15インチモデルのビューモードは便利です。
特に13インチモデルと比べて、画面サイズが大きくなったのでより見やすくなりました。
SurfaceBook2のおすすめポイントまとめ
SurfaceBook2 13インチモデルのレビューの際に、
2in1パソコンの完成形
として高性能と使い勝手を兼ね備えたパソコン&タブレットとしてご紹介しました。
今回のSurfaceBook2 15インチモデルは、液晶ディスプレイのサイズが大きくなった事で、クリエイター向けパソコンやゲーミングパソコンとしてより使いやすくなりました!
もちろん、ビジネス用途としてもより使いやすくなっています。
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