スティック型PC(パソコン)の元祖と言えば、
マウスコンピューターのMスティックシリーズ!
マウスコンピューターさんよりMスティックの最新モデル
MS-CH01FV2
をお借りできましたのでレビューしていきます!
最初に結論を書いておくと、
安物買いの銭失い的な偏見があったのですが・・・
かなり使えます!
ただ気になる点もあったので、
その弱点をカバーする3つのアイテムも合わせてご紹介しておきます。
スティック型PC MS-CH01FV2の外観とインターフェイス
まずはMS-CH01FV2の外観と同梱物のご紹介
箱はマウスコンピューターのコーポレートカラーの黄色 |
箱を開けるとMS-CH01FV2本体が登場 |
同梱物はケーブルとACアダプターのみ |
接続方法がかかれたガイド |
サイズは片手で持てる大きさ |
重さは約60g |
MS-CH01FV2の同梱物はケーブルとACアダプターのみで、
キーボードは付属しませんのでご注意下さい!
むしろ液晶ディスプレイ&キーボードを
すでに持っている人を対象にしたセカンドPCとして設計されている感じです。
※愛用しているキーボードがある自分としては、
余計なものが入っておらず好印象でした!
インターフェイスは下記の通りです。
MS-CH01FV2のインターフェイス
USB 2.0×1 USB 3.0×1 DC-in(電源) 電源ボタン |
micro SDメモリーカード |
冷却ファン付なのである程度負荷がかかっても安心感があります! |
ストラップ穴 |
液晶ディスプレイに接続した写真がこちら
付属のケーブルが短いようにも感じますが・・・
これ以上長いとMS-CH01FV2本体がテーブルに密着して、
冷却ファンの穴をふさぐ場合があるのを考慮して
わざと短くしているのかもしれません!
MS-CH01FV2の5つの魅力
MS-CH01FV2を1ヶ月以上実際に使って、
感じた5つの魅力がこちらです。
1、MicroSDカードスロットがある
空き容量が少なくなった場合などでも
MicroSDカードスロットがあるため
ストレージの容量を増やして使う事ができます!
2、eMMC採用で快適動作
ストレージに採用されているeMMCは、
SSDほど高速ではないもののHDDと比べたら
格段に高速に動作します。
5年~6年前にHDD登載モデルのパソコンより
ストレスなく使える場合が多いはずです。
実際にHDD登載モデルのパソコンと比較してみました。
マウスコンピューター:MS-CH01FV2(2017年モデル) |
Dell:Inspiron 15 N5050(2011年9月発売) |
eMMCのベンチマーク結果 |
Inspiron 15 N5050のベンチマーク結果 |
MS-CH01FV2ではストレージにeMMCを採用しており、
高速に動作しますが・・・
メモリが2GBという点ではDellのInspiron 15 N5050の方が有利です。
そのため起動時間は変わらないかも?と思ったのですが・・・
MS-CH01FV2の方がDellのInspiron 15より快適に動作していました。
動画での比較がこちら
Windows10のメニュー表示やシャットダウン時も
MS-CH01FV2の方が快適に動作しています。
3、意外と早い!?Atomプロセッサー
Atomプロセッサーはネットブックと呼ばれる、
低性能・低価格パソコンに採用されていたCPUというイメージがあります。
↑パソコンに詳しい人ほどネガティブなイメージがあるかもしれません(笑)
しかし、MS-CH01FV2に採用されている
Atom™ x5-Z8350 プロセッサーは、
意外にも余裕のある動作でした。
Windows10でソフトを動作させない状態で30%の使用率です。
これならブラウザやソフトを使っても頻繁にフリーズする事はなさそうです!
4、Bluetooth V4.1で拡張性を補完!
MS-CH01FV2を考える上で最初からネックに考えていたのが、
拡張性のなさです・・・
USB 2.0とUSB 3.0の2つのみ
です。
しかしBluetooth機能があるので、
マウスやキーボードはBluetooth接続に対応したものを選ぶ事で、
USBポートをふさがなくて済みます!
5、マウスコンピューターのサポート体制
スティック型PC自体は他社からもでも販売されており、
性能的や特徴もそれほど変わりません!
しかし、マウスコンピューターのMS-CH01FV2を選ぶ理由は、
サポート体制にあると言えます!
なんと!
24時間365時間
のサポートが提供されています。
電話サポートの混雑状況も下記のサイトにて事前にわかるので、
空いているときにサポートを受ける事ができます。
MS-CH01FV2の5つの魅力をまとめると、
- SDカードスロットがある
- eMMC採用で快適動作
- 意外と早い!?Atomプロセッサー
- Bluetooth V4.1で拡張性を補完!
- マウスコンピューターのサポート体制
になります。
しかしMS-CH01FV2にも気になる点が全くないわけではありません!
ご紹介した5つの魅力を活かしMS-CH01FV2の
気になる点を補完するアイテムもあわせてご紹介します。
MS-CH01FV2を活用するためのおすすめアイテム3選
MS-CH01FV2の気になる点は下記の3点です。
- ストレージの容量不足
- セットキーボードは価格相応の使用感
- 拡張性はUSBハブ&Bluetooth機能で補完!
先ほどご紹介した5つの魅力でこの3点はカバーできますので、
具体的なアイテムをご紹介します!
ストレージの容量不足はMicroSDカードでカバー
ストレージの容量は下記の通りです。
Office2016をインストールする場合、
容量が3GB前後必要です。
そのためワード・エクセルを使う場合は、
空き容量は10GB前後と考えておいた方がいいです!
容量に不安を感じる場合は、
MicroSDカードでストレージの容量を補完しておくのがおすすめです。
サンディスク MicroSDXC 64GB ULTRAシリーズ であれば、
64GBでも3,000円前後で購入する事ができます。
選択できるキーボードは価格相応!別途購入がおすすめ
MS-CH01FV2を購入する際に
キーボード( Logicool Wireless Combo MK235)を
合わせて購入するか選べます。
今回マウスコンピューターさんからこのキーボードも合わせてお借りできました!
ロジクール製品は普段から愛用しており、
MK520は予備も含めて2セット所有しています!!
今回もロジクール製品という事で楽しみにしていたのですが・・・
MK235はMK520の下位モデルという事もあり、
使用感は価格相応でした・・・(あくまで主観です)
キーボード&マウスにもこだわる方は、
ロジクールのMK520以上のモデルがおすすめです。
比較した画像がこちら
MK235が使いにくいと思ったのは「Print Screen」キーが独立しておらずファンクションキーを押しらながら使う点です。 |
マウスはMK520同梱のものではなく、別途購入したMK560との比較になります。 |
キーボードもマウスも長年愛用しているため、
テカリがあるのはご了承下さい(笑)
大きさ(サイズ感)の違いを見て頂ければ!
女性や手が小さめの方でしたらMK235でもいいかと思いますが、
男性や手の大きめの方でしたらMK520がおすすめです。
自分が愛用しているキーボード&マウスは下記の2つです。
MK520に付属するマウスは仕様しておりません。
マウスは4ボタン以上がやっぱり便利です!
愛用している4ボタンマウス
拡張性はUSBハブ&Bluetooth機能で補完!
MS-CH01FV2は設計コンセプトが、
ネット閲覧や資料作成などの普段利用を想定して、
開発されていると考えています。
そのため拡張性については割り切って考えた方がいいです!
自分はMK520のレシーバーを接続して、
USBメモリを接続できれば十分です!
程度拡張性を確保したいお考えであれば、
マウスやキーボードはBluetooth対応の機器でそろえるのがおすすめです。
USB ポートをふさがずに、拡張性を確保したて利用できます。
またUSBハブを利用すればUSB端子の数を増やせるので、
接続機器が多い方におすすめです!
MS-CH01FV2を使う際の3つのおすすめアイテム
MS-CH01FV2を使う際のおすすめアイテムは、
- MicroSDカード
- ロジクール MK560+M560
- Bluetoothキーボード&マウス or USBハブ
になります。
この3つが揃えば3万~4万円で販売されている
低価格帯のノートパソコンより快適に使えます!
また4~5年前のパソコンをお使いの方で、
動作速度にストレスを抱えながら使っているのであれば、
MS-CH01FV2に買い替えた方が快適に利用できます!
MS-CH01FV2のレビューまとめ
スティック型PCは使った事がなかったのですが、
実際に使ってみるとストレスなく動作してくれました!
Atomプロセッサー+メモリ2GB
の組み合わせでもネット閲覧や資料作成などに
利用するのであれば十分な性能です。
また、すでにパソコンを持っている方向けの
予備パソコンとしても1台あっても良いかもしれません!
MS-CH01FV2の詳細については、
下記のページにてご確認下さい
※MS-CH01FV2は販売終了になりました。