2017年10月19日にNEC Directより、LAVIE DirectNEXTシリーズが発売されました!
A4サイズのノートパソコンで、メインで使うパソコンとしてぴったりの一台です。
今回の記事では、
LAVIE DirectNEXTの実機レビュー
としてLAVIE DirectNEXTの魅力をまとめておきます!
LAVIE DirectNEXTの詳細はこちらから
LAVIE DirectNEXTではデザイン面をはじめ様々な点が大幅に変更され、「買い替える理由」のあるノートパソコンに仕上がっています!
LAVIE DirectNEXTのご紹介
今回お借りできたのLAVIE DirectNEXTのスペックは下記の通りです。
- CPU:第8世代 インテル® Core™ i7-8550U プロセッサー(1.80GHz/最大4.00GHz、4コア/8スレッド)
- メモリ:8GB(DDR4 SDRAM/SO-DIMM 4GB×2、PC4-19200対応、デュアルチャネル対応)
※最大容量:32GB - ストレージ:
- 液晶ディスプレイ:15.6型ワイド フルフラットスーパーシャインビューLED IPS液晶
(広視野角・高輝度・高色純度) (Full HD)
スペックの詳細はこちらから
LAVIE Direct HZ Core i7モデルを使って外観とインターフェイスからご紹介していきます。
LAVIE DirectNEXTの外観
【右側面】 |
【左側面】 |
キーボードの写真追加
タッチパネルの角のラウンド・キーボードの角のラウンド・パソコン本体の角のラウンドが、同じ角度になっており統一感があるデザイン!
また、タッチパネルは広く
マウスなしでも操作しやすく設計されています!
LAVIE DirectNEXTモデルのインターフェイス
【右側面】
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【左側面】
|
インターフェイスは、
- USB 3.0コネクタ×2
- USB 3.1コネクタ(type-C)コネクタ×1
- HDMI端子×1
を登載されており十分な拡張性があります。
パワーオフUSB充電機能に対応したUSB 3.0コネクタあるため、スマホの充電などにも利用できて便利です!
また、出力端子としてHDMIが用意されているので外部ディスプレイの利用もできます。
LAVIE DirectNEXTモデルの付属品
LAVIE Direct HZは「ZERO」のロゴが大きく入った箱に入って届きます!
発送時の箱 |
付属品一式 |
ACアダプターは、ボールペンとほぼ同じ長さでコンパクト! |
ACアダプターの重量は、289g |
パソコン本体の重さは、2.27kgでした!
ここからは性能面をご紹介していきます!
LAVIE DirectNEXTが進化している3つのポイント
パソコンがモデルチェンジした場合、正直性能面では大きな違いがない場合が多く、自分がレビューする場合は、前のモデルと比較する事はほとんどありません。
しかし、LAVIE DirectNEXTに関しては3つの部分が大きく進化しています。
その3つは、
- CPU
- ストレージ
- セキュリティ
です。
仕事で使う方や動画編集など負荷のかかる作業をする機会が多い方には魅力的な進化です!
LAVIE DirectNEXTのCPUの進化
LAVIE Direct NEXTが前のモデルと大きく違う点の1つが、
第8世代CPU
です!
以前のLAVIE Note Standardシリーズでは第7世代CPUが採用されていましたが、第8世代CPUに変更されています。
通常CPUが1世代新しくなってもそれほど性能差を体験できるほどの違いはないと思うので、レビュー記事で触れる事はないのですが、LAVIE Direct NEXTに採用されている第8世代CPUは、
4コア
に変更されています!
つまり、CPUにが同時に4つの処理を並行してできるようになっているという事です。
LAVIE DirectStandardに採用されている第7世代CPU(Core i7-7567U)では2コアのため、負荷がかかる動画編集やRAW現像をする場合は第8世代CPUがおすすめです!
LAVIE DirectNEXTのストレージの進化
LAVIE Direct NEXTが大きく進化したポイントはストレージにもあります!
LAVIE DirectNEXTでは
SSD+HDD
で選べる容量が増えました。
下記の8パターンから選べるようになりました。
- SSD 約256GB(PCIe)
- SSD 約512GB(PCIe)
- HDD 約1TB(Serial ATA、5400回転/分)
- HDD 約2TB(Serial ATA、5400回転/分)
- SSD 約256GB(PCIe)+HDD 約1TB(Serial ATA、5400回転/分)
- SSD 約512GB(PCIe)+HDD 約1TB(Serial ATA、5400回転/分)
- SSD 約256GB(PCIe)+HDD 約2TB(Serial ATA、5400回転/分)
- SSD 約512GB(PCIe)+HDD 約2TB(Serial ATA、5400回転/分)
今回レビューしているモデルのSSDのベンチマーク結果はこちらです
前モデルのLAVIE DirectStandardでは3パターンからしか選べませんでした!
- HDD 約1TB(Serial ATA、5400回転/分)
- HDD 約1TB(SSHD)[HDD(Serial ATA、5400回転/分)+NAND型フラッシュメモリ ]
- SSD 約128GB(PCIe)/HDD 約2TB(Serial ATA、5400回転/分)
SSD+HDDも選べるものですが、SSDの容量が128GBと少ない点がネックでした!
LAVIE Direct NEXTを購入する際に、下記のストレージタイプを選べば動画編集やRAW現像をする機会が多い、クリエイターの方にも満足いく構成になるはずです!
-
- SSD 約256GB(PCIe)+HDD 約2TB(Serial ATA、5400回転/分)
- SSD 約512GB(PCIe)+HDD 約2TB(Serial ATA、5400回転/分)
ちなみに、家電量販店で販売されているモデルは、
LAVIE Note NEXT
になるためストレージは以下の3種類の中から選ぶ形になります。
- SSD 約128GB(PCIe)+HDD 約1TB(Serial ATA、5400回転/分)
- 約1TB SSHD[HDD(Serial ATA、5400回転/分)+NAND型フラッシュメモリ ]
- 約1TB(Serial ATA、5400回転/分)
そのため、
- SSD+HDD
- 大容量SSD
のストレージを登載したパソコンを購入されたい方は、家電量販店ではなくNECの直販サイトである、
での購入がおすすめです!
LAVIE DirectNEXTのセキュリティの進化
LAVIE DirectNEXTではセキュリティ面が大幅に進化しました!
それが指紋認証機能を兼ねた電源ボタンです!
指紋を登録しておくことでパスワードを入力する事なく、パソコンをスムーズに起動できます!
初心者に優しいNECのコンセプトがパソコンに体現されている思いました!
自分の父が使っているのもNECのパソコンなのですが、よくパスワードを忘れてログインに手間どっている時があります(笑)
自分の場合は毎日パソコンを使うので、ログインパスワードを忘れてる事はないのですが、パソコンを使う頻度が少ない人ほど、パスワードを忘れるリスクが触れるのでLAVIE DirectNEXTがおすすめです!
父のNECパソコンが壊れた際は、LAVIE DirectNEXTをすすめるつもりでいます(笑)
LAVIE DirectNEXTと5年前のパソコン比較レビュー
LAVIE DirectNEXTと5年前のパソコンを比較してみました!
パソコンを購入して4年~5年経過しても動画に問題がなければ、買い替えの必要性は感じないと思います!そこで並べて比較し、どの辺が進化しているのかをレビューします。
比較するのはこのパソコンです!
LIFEBOOK WA1/M
(LIFEBOOK AH53/Mのカツタムメイドモデル)
-
- CPU:Core i5-4200M
- メモリ:4GB
- ストレージ:HDD 500GB
- 液晶ディスプレイ:LEDバックライト付TFTカラーLCD(スーパーファイン液晶)
LAVIE DirectNEXTの起動時間比較
2台とも初期設定後に何もソフトを入れていない状態です。
LIFEBOOK WS1は5年前のパソコンとは言え起動も早く、それほど大きな差は感じにくかったです。
ただ、パソコンはソフトを入れるほど起動時間も遅くなるので、どんなソフトを入れていくかでも起動時間は変わってくる可能性があります。
同じCPUを採用しているLIFEBOOK SH90/Mを使っていますが、動画編集で使うには処理に時間がかかるためあまり向いているとはいえません!
逆にネット閲覧や動画視聴メインであれば、Core i5を採用しているモデルでも十分です。
LAVIE DirectNEXTのCPU比較
CPUのベンチマーク結果は下記の通りです。
LAVIE DirectNEXT:Core i7-8550U(第8世代) |
LIFEBOOK WS1:Core i5-4200M(第4世代) |
ベンチマークソフトによるCPUの結果は、
- LAVIE DirectNEXT:549cb
- LIFEBOOK WS1:226cb
ほぼ2倍のスピードの数値になっています。
起動時間からも判断できる通り、起動・ネット視聴・動画再生ではそれほど差は感じにくいと思います。
LAVIE DirectNEXTのストレージ比較
LAVIE DirectNEXTではSSD+HDDが採用されています。
それぞれのストレージのベンチマークの結果がこちら
LAVIE DirectNEXT:SSDのベンチマーク結果 |
LIFEBOOK WA1/M:HDDのベンチマーク結果 |
起動時間やWindows 10の動きを比べた場合、それほど差は感じないのですが、使うソフトが増えたり負荷がかかる状況が続くとこの差が大きく響いてくるかもしれません!
LAVIE DirectNEXTのディスプレイ比較
比較しても最も大きく違いを感じたのは液晶ディスプレイの解像感でした!
LIFEBOOK WS1のディスプレイは経年劣化もあるため、新品同士の比較ではありません。
- 左:LAVIE DirectNEXT
- 右:LIFEBOOK WA1/M
になります。
経年劣化もあり液晶ディスプレイの精細や色合いは、LAVIE DirectNEXTの方が圧倒的に綺麗でした!
パソコンの動作に不満がなくて液晶ディスプレイにこれだけ差があるのであれば、十分買い替える理由になると思いました。
5年前後経過したらパソコンは、液晶ディスプレイの劣化が一番目立つと言えます。
劣化だけでなく液晶ディスプレイの技術的進歩もあると思います!
パソコンを買い替える事で液晶ディスプレイが綺麗になり、目の負担軽減になるのであるかもしれません!
パソコン作業が多い方で、目の疲労を感じる方は液晶ディスプレイが原因かもしれません!
↑目の疲労は毎日使っている事で感じにくい部分があるかと思いますが・・・
ブルーベリーのサプリを飲むより、パソコンを買い替えた方が根本的解決になるかもしれません(笑)
LAVIE DirectNEXTのおすすめ構成は?
LAVIE DirectNEXTではCPUが2つから選べます。
選べるCPUは、
- Core i7-8550U
- Core i5-8250U
の2つです。
それを踏まえて、用途にあわせておすすめの構成を3パターンご紹介します。
メモリに関しては、パソコンを使う用途によって4GBか8GB以上がおすすめです!
ストレージに関しては、SSDを選択する事をおすすめします!
HDDも以前と比べて高速化されていますが、SSDにはまだまだ及びません!
予算が許すのでであれば、SSD+HDD登載モデルが一押しです!
自分の考えるとおすすめ構成を、3つご紹介します。
ネット閲覧や資料作成向けのおすすめ構成
ネット閲覧や資料作成
など負荷の少ない作業をする方であれば、以下の構成がおすすめです。
- CPU:LAVIE DirectNEXT:Core i5
- メモリ:4GB
- ストレージ:SSD 256GB
家電量販店で販売されているPC-NX550JAに近い構成ですが、
ストレージが、
HDD 1TB⇒SSD 256GB
にカスタマイズされています。
出来ればSSD+HDDをおすすめしたい所ですが、予算が限られている場合は、上記の構成で購入し容量が足りなくなった時に、外付けHDDを購入されてもいいかもしれません!
詳細はこちらから
トータルバランスに優れた一押し構成
LAVIE DirectNEXTを自分が購入する場合の構成です。
- CPU:LAVIE DirectNEXT:Core i7
- メモリ:8GB
- ストレージ:SSD 256GB+HDD 1TB
家電量販店で販売されているPC-NX850JAと近い構成ですが、
ストレージが、
SSD 128GB+HDD 1TB⇒SSD 256GB+HDD 1TB
にカスタマイズされています。
家電量販店でもSSD+HDDを登載したモデルは購入できるのですが・・・・
SSDの容量が128GBと少な目です。
パソコンの使い方によっては、数年で容量不足になる可能性もあります。
そのためSSDは256GB以上を登載するように、カスタマイズするのがおすすめです!
詳細はこちら
動画編集をする際のおすすめ構成
動画編集用のパソコンとしてLAVIE DirectNEXTを購入する際のおすめ構成です。
-
- CPU:LAVIE DirectNEXT:Core i7
- メモリ:32GB
- ストレージ:SSD 512GB+HDD 2TB
家電量販店で販売されているPC-NX850JAを大幅にスペックアップしたモデルになります。
- メモリ:8GB⇒32GB
- ストレージ:SSD 128GB+HDD 1TB⇒SSD 500GB+HDD 2TB
にカスタマイズされています。
CPU・メモリ・ストレージ共に上限まで登載しているため、4K動画の編集や大量のRAW画像の一括編集など、負荷のかかる作業をする機会が多い方向けです。
詳細はこちら