2018年は魅力的な2in1パソコンが各社から販売された年です!
そんな中、コストパフォーマンスに優れた1台を出しているのがHP社の
HP Spectre x2
です。
詳細はこちらから
今回はマイクロソフト社のSurface Proと同時に触れる機会があったので、Surface Proとの違いやSpectre x2ならではの魅力をご紹介したいと思います。
HP Spectre x2のご紹介
まずは、Spectre x2の外観や付属品をご紹介していきます。
付属品は下記の通りです
HP Spectre x2の最大の魅力と言えるのが!
- ケース
- タイプカバー
- ペン
の3点がセットになっている点です。
また、パソコンの解説本も付属しているのではじめてパソコンを購入される方にもおすすめです!
タイプカバーやペンが本体と別売りだと、予算オーバーという事もあり価格が明瞭なのも検討しやすい点ですね!
2in1パソコンを購入する人でキーボードを購入しない人はいないと思うので(笑)
ここからは実機を使った2台の比較レビューをまとめていきます!
HP Spectre x2とSurface Proの徹底比較レビュー
今回比較するのはこの2台です。
HP Spectre x2
- CPU:インテル Core i5-7260U プロセッサー
- メモリ:8GB
- ストレージ1:512GB SSD (PCIe NVMe)
- ディスプレイ:12.3インチワイド・3K2K ブライトビュー・IPSタッチディスプレイ
(3000×2000 / 最大1677万色、Gorilla® ガラス4 / 450nit / 293ppi)
Surface Pro
- CPU:インテル Core i5-7300U プロセッサー
- メモリ:8GB
- ストレージ1:512GB SSD
- ディスプレイ:12.3 インチ PixelSense ディスプレイ
2736 x 1824 (267 PPI)
HP Spectre x2とSurface Proを下記の点がから比較してみました!
- 起動時間の比較
- CPUのベンチマークの比較
- ディスプレイ
- ストレージの比較
- インターフェスの比較
- バッテリーの比較
- 重量の比較の比較
- 価格の比較
設計コンセプトが似ている2台ですが、
それぞれの項目を比較してそれぞれの魅力が見えてきました!
起動時間の比較
動画を見る限りほぼ同じタイミングです。
起動時間はHP Spectre x2とSurface Pro共に早く快適です!
ちなみに、スリーブ状態であればすぐに画面が表示されるためさらに快適です。
CPUのベンチマーク
HP Spectre x2 |
Surface Pro |
CPUの動作周波数が違うため若干終了まで差がありましたが、このレベルであればほぼ同等性能です。
使っていて体感できるほどの違いはないレベルですね!
ディスプレイの比較
ディスプレイの解像度は下記の通りです。
HP Spectre x2 |
Surface Pro |
HP Spectre x2の方が解像度が高くより精細に画像や映像を表示できます。
もちろん、Surface Proも十分な解像度なので綺麗です。
ディスプレイ自体の発色具合は違うのですが、綺麗さは甲乙つけがたい所です。
↑あとは好みのレベルですね!
少しでも違いがわかるように写真を表示して色合いの違いも比較してみました。
カメラで撮影しているため肉眼で見た感じを正確には再現できていませんが、
色合いや発色具合の傾向や特徴を見て頂ければ!
2台とも写真・文字とも綺麗に表示されているのは間違いないです。
それだとレビューにならないので(笑)あえて自分の感じた違いを書いておきます。
Surface Proの方は原色系が濃く表示される傾向にあるようです。
HP Spectre x2の方は白の発色が良く、文字を表示したときにくっきり見える感じです。
ちなみに、2台ともグレア(光沢)液晶なので光源の近くに設置した場合は映り込みがあります。
光沢ディスプレイだからこそ写真や動画を見る際は綺麗に表示されるので、写真や動画を見る方には特におすすめです!
映り込みが気になる場合は専用のフィルムも販売されています。
ストレージの比較
ストレージについてはCPUを同じにした場合だと同等のモデルがなく、
- HP Spectre x2:512GB
- Surface Pro:256GB
での比較になります。
HP Spectre x2 |
Surface Pro |
HP Spectre x2 |
Surface Pro |
HP Spectre x2とSurface Pro共にストレージにSSDを採用しているため、高速に起動し動作も快適です。
ベンチマーク結果を見るかぎり動画編集やRAW画像編集など負荷のかかる作業が多い場合は、HP Spectre x2の方がより快適に使えるはずです!
インターフェスの比較
HP Spectre x2
- USB Type-C™ 3.1 Gen1 ×2 (電源オフUSBチャージ機能対応)
- microSDカード
- 3.5mm ヘッドセット ジャック
Surface Pro
- フルサイズ USB 3.0 端子 x 1
- microSDカード
- 3.5mm ヘッドセット ジャック
HP Spectre x2のMicroSDスロットはトレイ式です!
専用のピンが同梱されており、それを使って抜き差しする形になります。
Surface Proはピンなしで抜き差しできるMicroSDスロットがあるので、この点にはSurface Proの方が便利です!
MicroSDカードではなく通常のSDカードスロットをそのまま抜き差しできるタイプだと、
使い勝手もよく便利だったのですが、ここはちょっと残念な点ではあります。
バッテリー駆動時間の比較
バッテリーの駆動時間は下記の通りでした!
パソコンに負荷のかかる動画再生でテストし、
さらに負荷をかけるためにわざと輝度を最大にしています。
※実際の使用に近い形で撮影すると撮影時間が長時間になるため(笑)
カタログ上の表記は下記の通りになっています。
- HP Spectre x2:約 8 時間
- Surface Pro:13.5 時間
今回のテストと同じようなシビアな設定でテストしたので下記の結果になりました。
3時間14分経過後
- HP Spectre x2:10%
- Surface Pro:65%
そのため通常利用であれば、
- HP Spectre x2:4~5時間前後
- Surface Pro:10時間前後
が実質的な稼働時間になるかもしれません!
HP Spectre x2はUSB Type-C 3.1 Gen1を2つ登載しているため、
モバイルバッテリーからの充電にも対応しているいるため、
バッテリーの駆動時間は抑え気味に設計されているのかもしれません!
重量の比較
HP Spectre x2本体の重量:775g |
Surface Pro本体の重量:779g |
HP Spectre x2+タイプカバー装着時:1,147g |
Surface Pro+タイプカバー装着時:1,088g |
HP Spectre x2+タイプカバー装着時:229g |
Surface ProのACアダプター重量:226g |
本体の重量やタイプカバー装着時の重量はほぼ同じでした!
2in1パソコンの中でも「タブレット単体」で使えるモデルは、
タイプカバーを外した時の軽量さが魅力ですね!
※360度回転するモデルはキーボードが分離しないので重さがデメリットと言えます。
価格の比較
- CPU:インテル Core i5-7260U プロセッサー
- メモリ:8GB
- ストレージ1:512GB SSD (PCIe NVMe)
- ディスプレイ:12.3インチワイド・3K2K ブライトビュー・IPSタッチディスプレイ
(3000×2000 / 最大1677万色、Gorilla® ガラス4 / 450nit / 293ppi)
HP Spectre x2(スタンダードモデル):159,800円(税別)
※タイプカバーとペンは最初から同梱
合計:172,584円(税込)
- CPU:インテル Core i5-7300U プロセッサー
- メモリ:8GB
- ストレージ1:512GB SSD
- ディスプレイ:12.3 インチ PixelSense ディスプレイ
2736 x 1824 (267 PPI)
Surface Pro:206,604円(税込み価格)
上記はSurface Pro本体のみの価格になります。
タイプカバー+surface penが必要な場合下記の価格が+になります。
タイプカバー:20,952円(税込)
surfaceペン:12,744円(税込)
本体+タイプカバー+ペンをセットにした価格差は、
合計:240,300円(税込)
タイプカバーやペンをセットにした場合の価格差は、
240,300円(Surface Pro)-172,584円(HP Spectre x2)=67,716円
になります。
HP Spectre x2の方はSSDの容量が512GBという事を考えると、上記の価格以上のお得感がある構成です!
逆にタイプカバー+ペンを使わない方にとっては、
HP Spectre x2は余計な物が同梱されている事になるのでSurface Proの方が魅力的かもしれません!
しかし、2in1タイプのパソコンはタイプカバー+ペンを組み合わせて使う事でその魅力を最大限発揮できます!
特にタッチパッドなしで画面のタッチだけでは、カーソルの操作になれるまで時間がかかりそうです・・・
Surface ProにはマイクロソフトOfficeが同梱されている点も追記しておきます。
Officeが必須の方は2万円前後するため上記の価格差が小さくなります。
HP Spectre x2の3つの魅力
総合的にみて自分が感じたHP Spectre x2の3つの魅力もあげておきます!
HP Spectre x2はモバイルバッテリーで充電可能
HP Spectre x2はUSB Type-C端子を登載しているため、モバイルバッテリーからの充電可能なのが魅力です!
ネット閲覧や資料作成などの通常利用であれば十分なバッテリー容量ですが、さらにモバイルバッテリーで充電できる点は大きいです!
いくらバッテリー容量が大きくても充電するのを忘れるとアウトなので(笑)
スマホの充電を忘れる事がある方には特におすすめ!
↑自分の事ですが(笑)
HP Spectre x2のタイプカバーが秀逸
HP Spectre x2はタイプカバーが工夫されている点が一番気にいっています!
- バックライト機能
- ミュートボタン
- 映像の外部出力
それぞれの機能を詳しく説明します。
キーボードはバックライト機能付き! |
暗い場所でも見やすい! |
ミュートボタンがあるのですぐに消音状態にできます。 |
タッチパネルもHP Spectre x2の方が大きめ |
映像の外部出力ボタン |
外部出力ボタンを押すと出力する際の選択肢が表示されます。 |
ちなみにSurface Proではこの3つのキーの代わりに、
- End
- PgUp
- PgDn
の3つのキーが配置されています。
Surface Proのタイプカバーの右上キー |
HP Spectre x2も別の場所に割り当てられています。 |
自分はこの3つのキーをほとんど使わないので、
HP Spectre x2の工夫されたキー配置は魅力に感じました!
HP Spectre x2はコスパが秀逸!
先ほどの価格比較でもあった通り、
HP Spectre x2はコスパが魅力
です。
ペンやタイプカバーがセットになっているので、買い忘れもなく安心です!
最後にHP Spectre x2のおすすめモデルをご紹介します。
HP Spectre x2のおすすめモデル
HP Spectre x2は2つのモデルがあります。
Officeソフトの利用やネット・動画視聴などであれば、スタンダードモデルで十分です。
動画編集やRAW現像をする機会が多いのであればプレミアムモデルがおすすめです。
購入の際は当サイト限定のクーポンを使う事で割引が受けられます!