HPのフラッグシップモデルとして2017年6月8日に
HP Spectre 15 x360
が販売されました!
液晶ディスプレイが13インチのHP Spectre x360は、以前から販売されていたのですが15インチモデルが追加されました!
しかも、液晶ディスプレイが15インチになっただけではありません!
タブレットとしても使える2in1パソコンとしての完成度を高めるため、随所に工夫されていましたのでそのあたり中心にレビューしていきます。
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HP Spectre 15 x360のご紹介
今回ご紹介するSpectre 15 x360の詳細はこちら
- CPU:インテル Core i7-8705G プロセッサー((3.10GHz-4.10GHz, キャッシュ 8MB)
- メモリ:16GB メモリ
- ストレージ:1TB SSD (PCIe NVMe M.2)
- グラフィック:Radeon RX Vega M GL グラフィックス
- ディスプレイ: 解像度:3840×2160
15.6インチワイド・UHD(4K)ブライトビュー・IPSタッチディスプレイ
まずは、Spectre 15 x360の外観や付属品をご紹介していきます。
付属品は下記の通りです!
専用ケース付き |
タブレットとして使う際に便利なペンも付属(左下) |
専用ケースを付属するため持ち運びする際も便利です!
本体がちょうど入る大きさのため、普段使っているバックに入れるインナーバックとしてぴったりです。
また、解説本付きなので初めて購入する1台にもぴったりです。
HP Spectre 15 x360のインターフェイス
インタフェースは、
- USB 3.1×1
- USB type-C×2
とバランス良く配置されています!
そして、最も注目して欲しいポイントが、
SD カードスロット
が登載された点です。
HP Spectre x360(13インチモデル)の場合はmicroSDカードスロットのみ搭載されており、フルサイズのSDカードが使えない点を残念に思っていました!
2in1パソコンの魅力を活かして、動画編集や写真の加工をするにしてもSDカードが使えないと微妙に不便です。
そんな不便さが解消されて魅力が増したモデルになりました!
起動時間
ストレージにSSDが採用さている事に加え、CPU・メモリなどもハイスペックのため高速で起動します。
起動までの時間はわずか9秒!なのでストレスなく、パソコンを使う事ができます。
4年~5年前のHDDタイプのパソコンを使っている方でしたら、買い替える価値が十分あるかと!
CPUのベンチマーク
HP Spectre 15 x360に登載されているCPUは、
第8世代 Core i7
最新のCPUが登載されているため、動画編集をするにも十分な性能があります。
※動画編集時の性能を動画にまとめたので後半でご紹介します。
重量の比較
HP Spectre 15 x360 |
ACアダプター単体重量 |
HP Spectre 15 x360+ACアダプターの重量 |
本体はHP Spectre 15 x360の本体重量は、
約2.1kg
です。
ACアダプターの500g以下のなので、一緒に持ち運んだとしても2.5kg前後です。
これぐらいであれば、十分に持ち運びできる重さです!
ストレージの性能
HP Spectre 15 x360で採用されているストレージは、
SSD (PCIe NVMe)
になります。
SSDの中でも高速に動作するタイプ(PCIe NVMe)なので、ストレスなく使えます!
※先ほどご紹介した起動時間の動画も参考にして頂ければ!
バッテリーの駆動時間
バッテリーの駆動時間は6時間で、
13%
でした!
HP Spectre x360で同様のテストをした場合は、35%だったのでCPUの性能アップにより消費電力が増した可能性があります!
ただ、最もバッテリーに負担がかかる動画再生でテストしているため、ワード・エクセルを使った資料作成やネットを見るなどの使い方であれば、バッテリーはより長持ちするはずです。
HP Spectre 15 x360の性能レビュー!3つの用途で高い性能を発揮
HP Spectre 15 x360はコンパーチブルパソコンとしての特徴と、高い性能で幅広い使い方ができます。
その中でも下記の3つの用途についてレビューしていきます!
- クリエタイ―向けパソコン
- ゲーミングパソコン
- 動画視聴用パソコン
それぞれの魅力についてご紹介していきます。
クリエタイ―向けパソコンとしての魅力
HP Spectre 15 x360のクリエイター向けパソコンとしての魅力は、
- 4Kディスプレイ
- 第8世代 Core i7+Radeon RX Vega M Graphics
の2つです。
日本HPからクリエター向けパソコンとして販売され、4Kディスプレイも登載しているPavilion Power 15と比較してみました。
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HP Spectre 15 x360の方が後から販売された事もあり、CPUに最新の第8世代CPUが採用されている以外は性能もほぼ一緒です。
4Kディスプレイの比較
2台とも4ディスプレイを登載している点は同じなのですが、
- グレア液晶:光沢あり(HP Spectre 15 x360)
- ノングレア液晶:光沢なし(Pavilion Power 15)
という違いがあります。
光沢感はこんな感じです。
Pavilion Power 15の方は映り込みが少なく、文字入力をする際にも目に負担をかけません!
4Kディスプレイの精細感を比較するために、横に並べて撮影してみました。
- 左:HP Spectre 15 x360
- 右:Pavilion Power 15
両モデルとも4Kディスプレイのため精細感はかわりません。
色合いの違いはグレア液晶とノングレア液晶の違いによるところが大きいです。
写真や動画の表示を楽しむのであればHP Spectre 15 x360がおすすめです!
文字入力が多い場合は映り込みが抑えられているPavilion Power 15の方が見やすく感じあました。
ちなみに、HP Spectre 15 x360は購入時に液晶保護フィルムを購入する事で、映り込みを押さえる事も可能です。
この液晶保護フィルムを使う事で、映り込みを気にせずHP Spectre 15 x360を使う事ができます。
動画編集性能
ノートパソコンの中でもクリエター向けパソコンとして販売されているモデルは、グラフィックボードを別に搭載する事で性能アップを図っています。
しかし、パソコン自体の重量が重くなり持ち運びできるノートパソコンとしての魅力が半減している場合があります。
↑Pavilion Power 15も重量が2.3 kgあるので、ギリギリ持ち運びできる重さです!
HP Spectre 15 x360は内蔵グラフィックとして、
Radeon RX Vega M Graphics
を登載する事で、軽量ながら動画編集が快適にできるようになりました!
Pavilion Power 15と比較した動画がこちら
登載されているCPUとグラフィックボードはこちら
HP Spectre 15 x360登載 Radeon RX Vega M Graphics |
Pavilion Power 15登載 NVIDIA GeForce GTX 1050 |
動画編集の性能とは関係ないですが、パソコンとしての質感はHP Spectre 15 x360の方が高級感があります!
所有する満足感
を満たしてくれるのは、HP Spectre 15 x360です!
Pavilion Power 15はデザイン・見た目や所有する満足感を重視せずに、コストパフォーマンスを重視する方におすすめです!
↑実際に自分も所有しているので、外に持ち出さず家や社内に置いておく方におすすめです。
ゲーミングパソコンとしての魅力
ゲーミングパソコンとしての性能もチェックしてみました!
比較した方がわかりやすいと思うので、Pavilion Power 15のベンチマーク結果と合わせて掲載させて頂きます。
ベンチマークテストをしたソフトは上から順番に、
- ドラゴンクエストX
- ファイナルファンタジー 紅蓮のリベレーター
- モンスターハンター フロンティア
になります。
HP Spectre 15 x360
6293:快適 |
Pavilion Power 15
13949:すごく快適 |
2604:やや快適 |
10926:非常に快適 |
2917 |
14345 |
ゲームも十分に楽しめる性能があります!
もちろん、グラフィックカードを別に登載しているPavilion Power 15と比較すると、性能が落ちる印象はあると思います。
しかし、『快適』以上の評価は出ているので十分プレイは可能です!
タブレット端末としての魅力
HP Spectre 15 x360は4パターンの使い方ができます。
そのためタブレット端末として、動画視聴をするのに便利です!
4パターンの使いわけにもついてもご紹介しておきます。
1、ノートブックモード |
2、テントモード |
3、スタンドモード |
4、タブレットモード |
- ノートブックモード・・・パソコンとしての利用におすすめ!
- テントモード・・・動画視聴におすすめです!壁際に置いて視聴すればスピーカーの性能を十分発揮させられます。
- スタンドモード・・・写真やプレゼン資料などスピーカーを使わない場合におすすめ!
- タブレットモード・・・ペンが付属さるので、下記込む際におすすめです。また、手持ちで動画視聴するさいにも便利です。
2と3の違いについては、スピーカーの位置が関係しています。
テントモードの場合は、スピーカーが後ろ向きになるので、壁の前に配置する事で音声やBGMなどの音も聞き取りやすくなります。
スタンドモードで使う場合は、スピーカーが下になるので、写真や資料の閲覧時に使うのがおすすめです!
Spectreアクティブペンも同梱!
他社製2in1パソコンの場合だと、ペンが別売りの場合が多いのですが、HP Spectre 15 x360ではアクティブペンが付属します。
アクティブペンを使う事で、ディスプレイに直接書き込む事ができるため活用の幅が広がります!
アクセサリーが充実している
HP Spectre 15 x360は、付属品が充実している点も魅力です。
冒頭でも記載した通り専用ケースが付属する以外にも、
Windows 10の解説本がついているので初めてパソコンを購入する際の1台としてもぴったりです!
HP Spectre 15 x360はモデルが2つ用意されているのであわせてご紹介します。
HP Spectre 15 x360の2つのモデルをご紹介!
HP Spectre 15 x360はHPのフラッグシップ(マスターピース)モデルという位置づけなので、すべてにおいて高い性能を出せる構成になっています。
選べるのはストレージのみで、
- 512GB SSD
- 1TB SSD
の2種類です。
- 動画編集や写真のレタッチなどで使われる方であれば、1TB SSD搭載モデル
- 動画視聴や資料作成などで使われるのであれば、512GB SSD搭載モデル
がおすすめです。
HP Spectre 15 x360の詳細や価格は公式サイトにてご確認下さい