HPのプレミアムモデルとして展開されているHP Spectreシリーズ!
もう一つのプレミアムモデルとしてENVYシリーズが展開されているのですが・・・
プレミアムモデルが2つ展開されていると違いが分かりにくいと思います!
そこで今回は2つのプレミアムモデルを簡単に比較すると同時に、比較検討対象になりそうなMacBookAir 13インチとも比較しました!
HP ENVY 13の実機レビュー
です。
製品の詳細は公式HPにてご確認下さい
HP ENVY 13のご紹介
まずは、HP ENVY 13の外観や付属品をご紹介していきます。
付属品は下記の通りです!
「HPパソコンナビ」という解説本が付いてくるので、はじめての1台にもおすすめです!
HP ENVY 13とHP Spectre x360の比較!
13.3インチのHP製パソコンを検討する上で迷うのが2つ存在するプレミアムモデルです!
- Spectreシリーズ
- ENVYシリーズ
です。
2018年6月の新製品発表会にてSpectreはマスターピースモデル(最高傑作)に位置づけされ、最上位モデルであることは間違いありません。
しかし、Spectre x360とENVY 13はサイズ感がほぼ同じなので迷う方も多いと思い比較してみました!
HP Spectre x360の詳細はレビューはこちら
[blogcard url=”https://pc-navi.info/hp-spectrex360-review”]外観の比較
上:HP ENVY 13 |
左:HP ENVY 13 |
上:HP ENVY 13 |
左:HP ENVY 13 |
HP ENVY 13の方がHP Spectre x360より一回りコンパクトなサイズ感です
インターフェイスの比較
上:HP ENVY 13 |
上:HP ENVY 13 |
HP ENVY 13
- USB3.1 Gen1 ×2
- USB Type-C ×2
- microSDカード
- ヘッドフォン出力/マイク入力コンボポート×1
HP Spectre x360
-
- USB3.1 Gen1 ×1
- USB Type-C 3.1(Thunderbolt 3)×2
- ヘッドフォン出力 / マイク入力コンボポート
重量の比較
HP ENVY 13:1,221g |
HP Spectre x360:1,297g |
本体重量は100g前後の違いなので、体感ではわからないレベルです。
両モデルとも軽量で持ち運びの際に苦になる事はありません。
性能面はMacBookAirと比較しながらご紹介していきます。
HP ENVY 13とMacBookAirとの徹底比較レビュー
今回比較するのはこの2台です。
HP ENVY 13
- CPU:インテル Core i5-7200U プロセッサー
- メモリ:8GB メモリ
- ストレージ:512GB SSD (PCIe、NVMe、M.2)
Apple MacBook Air Early2015
- CPU:インテル Core i5 1.8GHz
- メモリ:8GB メモリ
- ストレージ:128GB PCIeベースSSD
HP ENVY 13とMacBookAirを下記の点がから比較してみました!
- 外観の比較
- 起動時間の比較
- CPUのベンチマークの比較
- ディスプレイの比較
- ストレージの比較
- インターフェスの比較
- バッテリーの比較
- 重量の比較の比較
- 価格の比較
以上の9つの点から比較していきます。
外観の比較
左:HP ENVY 13 |
左:HP ENVY 13 |
上:HP ENVY 13 |
左:HP ENVY 13 |
液晶ディスプレイの画面サイズは同じですが、HP ENVY 13の方が一回り小さいくコンパクトです。
起動時間の比較
動画を見る限りほぼ両モデルとも早いですが、
HP ENVY 13の方がより高速でした!
CPUのベンチマーク
HP ENVY 13に登載されているCPUは第7世代Core i5ですが、MacBookAirに登載されているのは第5世代Core i5のためベンチマーク終了まで差がでる形になりました。
ディスプレイの比較
ディスプレイの解像度は、
- HP ENVY 13:1920×1080
- MacBookAir:1440×900
になります。
解像度に加えディスプレイの特性もあり、歴然とした差がでました。
配置は全て
左:HP ENVY 13
右:MacBookAir
になります。
|
Spectre x360にはIPSディスプレイが採用されているため、黒がしっかり表現されています。 |
HP ENVY 13は解像度だけでなくIPS方式のディスプレイを採用しているため、色の発色が良く写真などが細部までしっかり表示できます。
また、IPSディスプレイは黒が鮮明に表示されるため文字も見やすいです。
MacBookAirは文字の黒だけでなくすべての色が薄く表示されている印象でした!
映り込み画像
HP ENVY 13とMacBookAir共にグレア液晶を採用しているため映り込みがあります。
HP ENVY 13の方が光沢感が強くより写り込む印象でした。
写真などを見る際は綺麗に表示されると思いますが、文字を見る場合は目が疲れやすいかもしれません。
HP ENVY 13の購入時に液晶保護フィルムを購入する事で、映り込みを押さえる事も可能です。
ストレージの比較
ストレージのスピードを測定するベンチマークソフトは、
Windows版とMac版で同じものがなかったため別のソフトで測定しています。
そのためあくまで参考値として考えて頂ければ!
SSDのスピードは同等なので起動時間の速さは、CPUやメモリなどによっても変わってくる可能性があります。
インターフェスの比較
上:HP ENVY 13 |
上:HP ENVY 13 |
HP ENVY 13
- USB type-C×2
- USB3.1 Gen1 ×1
- microSDカードスロット
MacBookAir
- USB 3×2
- thunderbolt2×1
- SDXCカード
という構成になっています。
HP ENVY 13は液晶ディスプレイの色の再現度が高く、写真を楽しむ方におすすめ!と思っていましたが・・・
HP ENVY 13には、
「SDカードスロット」がありません(涙)
旅先に一眼レフカメラとHP ENVY 13を持っていき、撮影した写真のチェックに使えれたら便利かもと思っていただけに残念・・・
外付けでSDカードリーダーを刺せば解決する問題ではありますが!
また、microSDカードを記録媒体にしているPanasonic製の一部カメラや、ソニー製ビデオカメラを使っている方にとってはHP ENVY 13の方が便利と言えるかもしれません!
重量の比較
HP ENVY 13本体:1,221g |
MacBookAir本体:1,327g |
HP ENVY 13のアダプター:281g |
MacBookAirのアダプター:196g |
本体はHP ENVY 13の方が少し軽く、ACアダプターはMacBookAirの方が少し軽いのでセットで持ち歩く場合は、ほぼ同じ重さと考えていいです!
HP ENVY 13の3つの魅力
HP ENVYシリーズの最大の特徴は、
リフトアップヒンジ
にあります。
キーボード全体が持ち上がりキーボードの打ちやすさと、効率的なエアフローが実現されている点です!
1、リフトアップヒンジでキーボードが打ちやすい
ディスプレイを閉じた状態 |
ディスプレイを開いた状態 |
液晶ディスプレイを開く事でヒンジの部分がキーボード全体を押し上げられるようになっています。
これによりキーボードに適度な傾斜が付き、キーが押しやすくなっています。
そして、もう一つのメリットはパソコンの底面に空間ができるため、効率的なエアフロー(空気の流れ)が実現できる点です。
2、効率的なエアフローを考えた設計
先ほど書いた通りリフトアップヒンジにより効率的なエアフローが実現されており、パソコンに負荷が掛かっても効率的に熱を逃がす事ができます。
また、それだけでなく側面は後方に廃熱を逃がさない工夫がされており、パソコンの周辺に気を使わなくても良い点もメリットです。
キーボード上部に配置された廃熱口 |
底面には廃熱口が3ヶ所 |
底面上部の廃熱口 |
底面下部の廃熱口 |
実は以前パソコンの脇に置いていたiPhoneが、
パソコンの廃熱にさらされていて高温になっていた事があります!
HP ENVYシリーズであればパソコンの周辺に廃熱が流れる事はないので、周辺にスマホや電子機器を置いても安心です!
2、HPオリジナルのキーボード設計
HP製パソコンのキーボードも工夫された設計になっています。
- ミュート(消音)キー
- バックライト機能
が魅力だと思っています。
ミュート(消音)キー
消音キーはランプでスピーカーのON・OFFが一目でわかるように設計されています。
パソコンを使った仕事をする時に、カフェや図書館などの共有スペースを利用する事があるのですが、スピーカーがオフにしたつもりでYouTubeを見た時に音が出てしまった事があります。
それ以来右下のスピーカーアイコンをチェックしてから、YouTubeなどのサイトを開くようにしていました。
HP製パソコンはこの点が見やすく設計されているので、外出先でパソコンを利用する方に特におすすめです。
バックライト機能
HP ENVY 13にはバックライト機能が登載されています。
↑バックライトキー |
↑バックライト点灯時 |
ON・OFFを切り替えるためのキーで光量の調整はできませんが、自分はバックライトの光量を調整したいと思った事は少なく、ON・OFFをすぐに切り替えるられる方が個人的には使い勝手が良いと思っています!
HP ENVY 13のおすすめモデル
HP ENVY 13のおすすめモデルも合わせてご紹介します。
HP ENVY 13は現在2つのモデルが販売されています。
- ベーシックモデル(第8世代Coreプロセッサー登載モデル)
- スタンダードモデル(第8世代Coreプロセッサー登載モデル)
一押しモデルのHP ENVY 13
2つの中で最もおすすめのモデルは、
スタンダードモデル
になります。
CPUに最新モデルの第8世代Core i5プロセッサーが採用され、メモリが8GBあるため短めの動画編集や写真のRAW現像など負荷のかかる作業にもある程度対応できます!
※第8世代Core i5プロセッサーは2018年現在最新のCPUになります。
予算重視のHP ENVY 13
予算重視で選ぶのであれば、
ベーシックモデル(第7世代Coreプロセッサー登載モデル)
がおすすめです。
資料作成やネット閲覧などの用途であればCPUはCore i3で十分です。
しかしながらメモリが4GBなのがちょっと心配です。
パソコンの利用頻度が高く、ストレスなく使いたい方はスタンダードモデルがおすすめです。