スティック型PC(パソコン)の元祖と言えば、
マウスコンピューターのMスティックシリーズ

マウスコンピューターさんよりMスティックの最新モデル

MS-CH01FV2

をお借りできましたのでレビューしていきます!

最初に結論を書いておくと、
安物買いの銭失い的な偏見があったのですが・・・
かなり使えます!

ただ気になる点もあったので、
その弱点をカバーする3つのアイテムも合わせてご紹介しておきます。

スティック型PC MS-CH01FV2の外観とインターフェイス

まずはMS-CH01FV2の外観と同梱物のご紹介

スティックPC MS-CH01FV2のレビュー画像

箱はマウスコンピューターのコーポレートカラーの黄色

スティックPC MS-CH01FV2のレビュー画像

箱を開けるとMS-CH01FV2本体が登場

スティックPC MS-CH01FV2のレビュー画像

同梱物はケーブルとACアダプターのみ

スティックPC MS-CH01FV2のレビュー画像

接続方法がかかれたガイド

スティックPC MS-CH01FV2のレビュー画像

サイズは片手で持てる大きさ

スティックPC MS-CH01FV2のレビュー画像

重さは約60g

スティックPC MS-CH01FV2のレビュー画像 スティックPC MS-CH01FV2のレビュー画像

MS-CH01FV2の同梱物はケーブルとACアダプターのみで、
キーボードは付属しませんのでご注意下さい!

むしろ液晶ディスプレイ&キーボードを
すでに持っている人を対象にしたセカンドPCとして設計されている感じです。
※愛用しているキーボードがある自分としては、
余計なものが入っておらず好印象でした!

インターフェイスは下記の通りです。

MS-CH01FV2のインターフェイス

スティックPC MS-CH01FV2のレビュー画像 スティックPC MS-CH01FV2のレビュー画像
USB 2.0×1
USB 3.0×1
DC-in(電源)
電源ボタン
micro SDメモリーカード
スティックPC MS-CH01FV2のレビュー画像

冷却ファン付なのである程度負荷がかかっても安心感があります!

スティックPC MS-CH01FV2のレビュー画像

ストラップ穴
結束バンドを通して液晶ディスプレイのケーブルに固定しておけます。

液晶ディスプレイに接続した写真がこちら
スティックPC MS-CH01FV2のレビュー画像

付属のケーブルが短いようにも感じますが・・・
これ以上長いとMS-CH01FV2本体がテーブルに密着して、
冷却ファンの穴をふさぐ場合があるのを考慮して
わざと短くしているのかもしれません!

MS-CH01FV2の5つの魅力

MS-CH01FV2を1ヶ月以上実際に使って、
感じた5つの魅力がこちらです。

1、MicroSDカードスロットがある

スティックPC MS-CH01FV2のレビュー画像

空き容量が少なくなった場合などでも
MicroSDカードスロットがあるため
ストレージの容量を増やして使う事ができます!

2、eMMC採用で快適動作

ストレージに採用されているeMMCは、
SSDほど高速ではないもののHDDと比べたら
格段に高速に動作します。

5年~6年前にHDD登載モデルのパソコンより
ストレスなく使える場合が多いはずです。

実際にHDD登載モデルのパソコンと比較してみました。

スティックPC MS-CH01FV2のレビュー画像

マウスコンピューター:MS-CH01FV2(2017年モデル)
OS:Windows 10
メモリ:2GB
ストレージ:32GB eMMC

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Dell:Inspiron 15 N5050(2011年9月発売)
OS:Windows 10
メモリ:4GB
ストレージ:500GB HDD

スティックPC MS-CH01FV2のレビュー画像

eMMCのベンチマーク結果

スティックPC MS-CH01FV2のレビュー画像

Inspiron 15 N5050のベンチマーク結果

MS-CH01FV2ではストレージにeMMCを採用しており、
高速に動作しますが・・・

メモリが2GBという点ではDellのInspiron 15 N5050の方が有利です。

そのため起動時間は変わらないかも?と思ったのですが・・・

MS-CH01FV2の方がDellのInspiron 15より快適に動作していました。
動画での比較がこちら

Windows10のメニュー表示やシャットダウン時も
MS-CH01FV2の方が快適に動作しています。

3、意外と早い!?Atomプロセッサー

スティックPC MS-CH01FV2のレビュー画像

Atomプロセッサーはネットブックと呼ばれる、
低性能・低価格パソコンに採用されていたCPUというイメージがあります。
↑パソコンに詳しい人ほどネガティブなイメージがあるかもしれません(笑)

しかし、MS-CH01FV2に採用されている
Atom™ x5-Z8350 プロセッサーは、
意外にも余裕のある動作でした。

Windows10でソフトを動作させない状態で30%の使用率です。
これならブラウザやソフトを使っても頻繁にフリーズする事はなさそうです!

4、Bluetooth V4.1で拡張性を補完!

スティックPC MS-CH01FV2のレビュー画像

MS-CH01FV2を考える上で最初からネックに考えていたのが、
拡張性のなさです・・・

USB 2.0とUSB 3.0の2つのみ

です。

しかしBluetooth機能があるので、
マウスやキーボードはBluetooth接続に対応したものを選ぶ事で、
USBポートをふさがなくて済みます!

5、マウスコンピューターのサポート体制

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スティック型PC自体は他社からもでも販売されており、
性能的や特徴もそれほど変わりません!

しかし、マウスコンピューターのMS-CH01FV2を選ぶ理由は、
サポート体制にあると言えます!

なんと!

24時間365時間

のサポートが提供されています。

電話サポートの混雑状況も下記のサイトにて事前にわかるので、
空いているときにサポートを受ける事ができます。

マウスコンピューターの電話窓口混雑状況

MS-CH01FV2の5つの魅力をまとめると、

  1. SDカードスロットがある
  2. eMMC採用で快適動作
  3. 意外と早い!?Atomプロセッサー
  4. Bluetooth V4.1で拡張性を補完!
  5. マウスコンピューターのサポート体制

になります。

しかしMS-CH01FV2にも気になる点が全くないわけではありません!

ご紹介した5つの魅力を活かしMS-CH01FV2の
気になる点を補完するアイテムもあわせてご紹介します。

MS-CH01FV2を活用するためのおすすめアイテム3選

MS-CH01FV2の気になる点は下記の3点です。

  • ストレージの容量不足
  • セットキーボードは価格相応の使用感
  • 拡張性はUSBハブ&Bluetooth機能で補完!

先ほどご紹介した5つの魅力でこの3点はカバーできますので、
具体的なアイテムをご紹介します!

ストレージの容量不足はMicroSDカードでカバー

スティックPC MS-CH01FV2のレビュー画像

ストレージの容量は下記の通りです。

スティックPC MS-CH01FV2のレビュー画像

Office2016をインストールする場合、
容量が3GB前後必要です。

そのためワード・エクセルを使う場合は、
空き容量は10GB前後と考えておいた方がいいです!

容量に不安を感じる場合は、
MicroSDカードでストレージの容量を補完しておくのがおすすめです。

サンディスク MicroSDXC 64GB ULTRAシリーズ であれば、
64GBでも3,000円前後で購入する事ができます。

選択できるキーボードは価格相応!別途購入がおすすめ

スティックPC MS-CH01FV2のレビュー画像

MS-CH01FV2を購入する際に
キーボード( Logicool Wireless Combo MK235)を
合わせて購入するか選べます。

今回マウスコンピューターさんからこのキーボードも合わせてお借りできました!

スティックPC MS-CH01FV2のレビュー画像

ロジクール製品は普段から愛用しており、
MK520は予備も含めて2セット所有しています!!

今回もロジクール製品という事で楽しみにしていたのですが・・・
MK235はMK520の下位モデルという事もあり、
使用感は価格相応でした・・・(あくまで主観です)

キーボード&マウスにもこだわる方は、
ロジクールのMK520以上のモデルがおすすめです。

比較した画像がこちら

スティックPC MS-CH01FV2のレビュー画像

MK235が使いにくいと思ったのは「Print Screen」キーが独立しておらずファンクションキーを押しらながら使う点です。

スティックPC MS-CH01FV2のレビュー画像

マウスはMK520同梱のものではなく、別途購入したMK560との比較になります。

キーボードもマウスも長年愛用しているため、
テカリがあるのはご了承下さい(笑)

大きさ(サイズ感)の違いを見て頂ければ!
女性や手が小さめの方でしたらMK235でもいいかと思いますが、
男性や手の大きめの方でしたらMK520がおすすめです。

自分が愛用しているキーボード&マウスは下記の2つです。
MK520に付属するマウスは仕様しておりません。
マウスは4ボタン以上がやっぱり便利です!

愛用している4ボタンマウス

拡張性はUSBハブ&Bluetooth機能で補完!

MS-CH01FV2は設計コンセプトが、
ネット閲覧や資料作成などの普段利用を想定して、
開発されていると考えています。

そのため拡張性については割り切って考えた方がいいです!

自分はMK520のレシーバーを接続して、
USBメモリを接続できれば十分です!

スティックPC MS-CH01FV2のレビュー画像

程度拡張性を確保したいお考えであれば、
マウスやキーボードはBluetooth対応の機器でそろえるのがおすすめです。

USB ポートをふさがずに、拡張性を確保したて利用できます。

またUSBハブを利用すればUSB端子の数を増やせるので、
接続機器が多い方におすすめです!

MS-CH01FV2を使う際の3つのおすすめアイテム

MS-CH01FV2を使う際のおすすめアイテムは、

  • MicroSDカード
  • ロジクール MK560+M560
  • Bluetoothキーボード&マウス or USBハブ

になります。

この3つが揃えば3万~4万円で販売されている
低価格帯のノートパソコンより快適に使えます!

また4~5年前のパソコンをお使いの方で、
動作速度にストレスを抱えながら使っているのであれば、
MS-CH01FV2に買い替えた方が快適に利用できます!

MS-CH01FV2のレビューまとめ

スティック型PCは使った事がなかったのですが、
実際に使ってみるとストレスなく動作してくれました!

Atomプロセッサー+メモリ2GB

の組み合わせでもネット閲覧や資料作成などに
利用するのであれば十分な性能です。

また、すでにパソコンを持っている方向けの
予備パソコンとしても1台あっても良いかもしれません!

MS-CH01FV2の詳細については、
下記のページにてご確認下さい

iconMS-CH01FV2は販売終了になりました。