先日、記事のコメント欄より
パソコンの購入についてご相談を頂きました。
今回は海外でパソコンを使う上でのおすすめを
3タイプに分けてご紹介していきます。
頂いたコメントがこちらです。
記事ネタが出来て感謝しております!
ご相談頂いた花さんありがとうございます。
欧州製の東芝WindowsVistaを長く使い愛着がありますがVista:Cの容量が800MBを下回るので毎日:Cのお掃除をして何とかメールとNet検索に使っています。:Eには50GBも未使用のままなのに、それを:Cに移す方法が難しいです。もう限界なので、一時帰国時に新しいノートブックPCを購入したいと思っておりましたので、この記事はとても参考になりました。ところで、調べているとPC-工房さんを見つけて、連絡すると「イイヤマ」というメーカーのを勧められましたがどう思われますか?こちらはゲームなどは致しませんが、eメールとネット検索、Youtubeを見る、Skype 電話、Scanやコピー、CDに保管等が出来れば、安価で丈夫なのが必要です。 タブレットについてもご教示お願い致します。
頂いたコメントを元に回答していきます。
コメントを頂いた記事はこちら
海外で使うパソコンの購入条件!
今回頂いたコメントの内容をまとめておきます。
- 現在使っているパソコン
東芝WindowsVistaパソコン - 購入動機
HDDの容量不足 - 検討しているパソコン:イイヤマ(以下 iiyamaと記載)
- パソコンの用途:eメールとネット検索、Youtubeを見る、Skype 電話、Scanやコピー、CDに保管等
HDDの容量不足という事であれば、
SSDへの換装も一つの方法ですが・・・
WindowsVistaは、
2017年にサポート期間が終了してしまうため、
花さんもそれをわかった上で、
買い換えを検討されているのかと思います。
WindowsVistaのサポート期間については
こちらの記事に詳しいくまとめておきました!
サポート終了に向けた5つの対策も紹介しています!
iiyama pcの評判は?海外で使うパソコンとしてはおすすめ?
コメントの中で検討されているパソコンメーカーが
あるようなので回答しておきます。
調べているとPC-工房さんを見つけて、連絡すると「イイヤマ」というメーカーのを勧められましたがどう思われますか?
iiyama製のパソコンについて、
意見を聞かれたのでお答えします。
iiyama製パソコンは、
PC-工房(パソコン工房)を展開する株式会社ユニットコムの
オリジナルブランドのパソコンです。
パソコン工房で展開しているブランドなので、
おすすめするのは当然ですね(笑)
様々なメーカーのパソコンを扱う家電量販店でも
週ごとに販促キャンペーンやフェアが組まれるので、
基本的に特定のメーカーをおすすめされるのは一緒ですが!
私も以前使っていた事があります。
※iiyamaブランドになる前の「レセンサ」というブランドの時です。
↑以前使っていたLesance NB 8-P3542-SP
元々は父親が購入したものだったのですが・・・
使いにくいという事で自分が買い取る事になりました(笑)
自分も使いにくく感じたのですが、
その原因はキーボードでした。
スカスカで打ちにくいので、
文字入力がやりにくかったです。
ただ、自分としては結構重宝していた部分もあります。
パソコンの出張サポートの仕事をする上で、
Windows 10発売前にデモ版を入れて使ってみたり、
お客様のパソコンを設定する際の動作確認や
検証用パソコンとして使っていました。
↑用途が特殊なので万人にはおすすめできませんが(笑)
キーボードが打ちにくい点についても
自分は外付けキーボードとマウスを接続して使う事が多いので、
持ち運びが少ないのであれば気にする事はないかもしれません。
パソコンは富士通のLIFEBOOK SH760になります。
ただし、パソコン自体の品質は価格なりです。
父が使うためのパソコンを購入する際に、
パソコン工房に行ったのですが・・・
パソコンがあまりにも安くて、
自分用にもウルトラブックを1台購入しました!
キーボードの中で入力出来ないキーが複数あり、
3ヶ月後に返品しました(涙)
パソコンの価格が安い分、
工場出荷時のチェック体制が甘いのかもしれません。
今回は、「一時帰国」との事なので
ずっと日本国内にいるわけではないと思います。
パソコン工房のiiyama PCを購入して、
不具合があった場合の対応が不安な点ですね!
価格という部分では、
新品パソコンでここより安い所は無いかもしれません!
海外向けの3タイプ別の購入ガイド!
コメントを頂いた記事について、
「この記事はとても参考になりました。」
と感想を頂いたようなので、
同じように3タイプ別におすすめのパソコンをご紹介します。
安価で丈夫なのが必要です。 タブレットについてもご教示お願い致します。
と記載されているので、
前回の記事同様に3つの点から
- 価格
- 品質
- サポート
海外で使うにあたってのおすすすめパソコンを考えてみました。
今回、Windowsパソコンを利用されているようなので、
あえてMacは選択肢から除外しています。
今現在も使っていますし評価が低いわけではありません。
1:海外で使うパソコンを価格で選ぶなら?
花さんが検討しているパソコンメーカー!
- メリット:
価格が安い
店頭で実際に確認しやすい - デメリット:
故障や不具合時の対応が不安
パソコンを選ぶ上で価格を優先する方や
利用頻度が少ないの方にはおすすめです。
今回は一時帰国した際の購入という事なので、
購入に際してはパソコン工房の店舗にて
質感を確認してから判断するのがおすすめです。
パソコン工房は、
店舗数が多くパソコンを触って、
判断できる点は魅力の一つですね!
BTOで低価格構成にするならおすすめのパソコンメーカー
- メリット:
パソコンの構成によっては価格が安い
海外にも修理拠点がある - デメリット:
修理部品の保有期間あいまいで、いつまで修理してもらえるか不安
日本人スタッフによる電話対応を希望する場合は延長保証に加入が必要
パソコンの価格面で選ぶなら、
この2メーカーがおすすめですね。
自分も今年はDELLのXPSシリーズを
購入しようと思っていたのですが、
延長保証に入らないかがり
メーカー保証の1年間以降は修理出来ない
可能性があるようだったので購入を断念しました。
定期的にチェックしていると、
3万円代からノートパソコンが購入できます!
- メリット:
タイミングがよければ激安パソコンも!
家電量販店で実機にさわれる場合も! - デメリット
タイミングによっては掘り出しものが少ない
修理に出すのが大変
価格を重視するならこの3つがおすすめですね!
ただ海外のパソコンメーカーは、
修理対応の際などに日本語が話せる
中国人スタッフが対応する事が多いです。
もちろん、スムーズに修理にしてもらえれば問題ないのですが・・・
日本語が通じなくて苦労した事が何度かあります。
スマホではありますが、
ASUSに修理に出すのはけっこう手間がかかります。
参考URL:保障期間内でも、修理してもらうのは大変
ASUSのタブレットを持っているのですが、
リンク先のサイトと同じような経験をしました(涙)
「安さ」と引き換えに犠牲になっている
サポートや品質にも目を向けてみて、
気にならないようなら3つのメーカーはおすすめですね!
2:海外で使うパソコンを品質で選ぶなら?
「丈夫なパソコン」の定義は、
壊れにくいという意味だと思います。
どのパソコンメーカーであっても
一定の確率で故障はあるので、
故障した時のサポート体制が充実している
という意味でおすすめのパソコンメーカーを考えてみました。
先程のDELLのデメリットでも記載しましたが、
パソコンメーカーでは修理する際に必要な部品の
保有期間を公開しています。
詳しくはこちらの記事にまとめておきました。
- 富士通:約7年
- NEC:約6年6ヶ月
- 東芝:6年6ヶ月
- DELL:非公開
- ASUS:非公開
日本国内のパソコンメーカーは、
修理部品の保有期間を明確にしているのですが、
海外のパソコンメーカーは非公開の所が多いです。
DELLリアルサイトで実際に聞いてきた時のやりとりはこちら
DELLのXPSを前向きに検討したのですが・・
修理部品の保有期間が非公開のパソコンメーカーは、
メーカー保証期間(1年が多い)を過ぎても修理を希望する場合は、
延長保証が必須と考えた方がいいですね。
その点から考えたおすすめのメーカーがこちら
上記の直販サイトは有償にはなりますがメーカー保証の内容で、5年まで保証期間を延長できるので記載しておきました。
家電量販店の延長保証の場合は、
- 1度使ったら終わり
- 年々保証金額が減っていく
などメーカー保証と違う場合があります。
また、家電量販店の延長保証に加入すると
修理や故障の際に家電量販店までパソコンを持っていったり、
送る必要があるため海外だと負担になる場合も・・・
家電量販店でパソコンを購入される場合は、
保証内容や免責事項を確認しておく事をおすすめします。
修理という部分では、
海外での修理対応も気になる所だと思います。
3つめは海外でのサポート体制から考えてみました。
3:海外で使うパソコンをサポート面で選ぶなら?
基本的にパソコンやカメラは、
壊れるのを前提に自分は延長保証に必ず入っています。
それと同時に海外で使うパソコンの場合は、
修理拠点も重要です。
各メーカーの海外での修理対応についても調べてみました!
NEC:パソコンの海外使用とサポートについて
※海外での動作は保証しないようです。
東芝:ILW Support Center(海外保証・制限付)
DELL:各国の問い合わせ窓口
NECは、
基本的に海外での動作は保証しないとの事なので、
選択肢からははずした方が良さそうですね・・・
また、東芝についても上記にリンクから
見てもらうとわかるとおり1年以上修理対応を休業しているようです。
東芝ダイレクトより引用
もしかしたら、
書き間違いなのでは?とも思うのですが ・・・
それはそれで、いいかげんな会社という印象も・・・
パソコン自体は良いのに残念!
こう考えると、
海外での修理対応を考えると、
がおすすすめですね!
海外で使うタブレットは何がおすすめ
「タブレットについてもご教示お願い致します。」
との事でしたのでタブレットについても触れておきます。
今回ご相談頂いた用途
「eメールとネット検索、Youtubeを見る、Skype 電話」
※「Scanやコピー、CDに保管等」
については、パソコンとプリンターを組み合わせた方がいいですね!
これならAppleのiPadシリーズがおすすめです。
詳しくはこちらの記事にまとめておきました。
タブレットの使用頻度によっても変わりますが、
Android系の端末(Nexus7)は修理が必要になった際に、
代替え機がありません。
しかし、Appleの場合は
エクスプレス交換サービス
というサービスで新品のiPadと交換してくれます。
そのため、使えない期間がほとんどありません。
Nexus7は、
パソコンの出張サポートの仕事をした時に、
インターネットに接続出来ているかを確認するための
検証用の端末として使っていたのですが、
修理に出している2週間近くはiPadを代替え機として使っていました。
↑今使っているNexus7とiPad
自分の場合は、
パソコンもタブレットも複数台持っているので、
修理の際に代替え機がなくても問題ないのですが、
1台のみの利用であれば、
iPadシリーズ+Appleプロテクションケアプラン
がおすすめです。
■パソコン選びに役立つ記事10選
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海外で使うおすすめのパソコンまとめ
ここまでで3つの点から、
おすすめのパソコンメーカーを見てきました。
- 価格
- 品質
- サポート
総合的におすすめのメーカーはこの2社ですね!
富士通WEB MARTの場合は、
オリジナルモデルを選ぶ事でメーカー保証が、
3年間に延長された状態で購入できます。
また、海外にも修理拠点があるので安心です。
富士通のパソコンに関しては、
レビュー記事も買いているのであわせて見て頂ければ!
DELLの場合は、
延長保証をつけると富士通WEB MARTより割高になる場合が多いです。
しかし、サポート面と修理保証を犠牲にすれば、
安く購入できる上にパソコン工房と違い、
海外にも修理拠点があるので安心できます。
↑DELLの場合は延長サポートは高くなっても付けた方が良いと思いますが・・・
冒頭で「欧州製の東芝WindowsVista」と書かれていたので、
欧州の工場で作られた東芝パソコンと解釈したのですが、
もし日本語以外のWindowsVistaを使っているという事であれば、
現在いらっしゃる地域でパソコンを購入されるのも良いかもしれません!
サポート面では利用する場所で購入する
のが一番ですね!
今回コメントにてご相談頂いている内容からすると、
何らかの事情で日本語版Windowsが必要という事なのかな?
と思いましたので日本語版Windowsを購入するのを
前提に記事にまとめてみました。
また何か疑問やご質問があればコメント欄から頂ければ!
お返事有難うございます。メール宛は文字化けでしたがクリックするとここに飛びまして感激です。こちら2007年版Vista Home Premium。Vistaが2017年4月でサポート終了のこと存じております。GoogleChromeは既にサポート終了。当時は空港税関で日本製のPCは同じ額を払わされますので当地で購入しました。初めてのPCをドイツ語版で独習したので愛着があります。東芝欧州製(ドイツ語)は日本にマニュアルがないということでサポートは受けらませんでした。ドイツ語は読めますが方言の聞き取りが弱いので、慣れている英語ならと、英国東芝にお電話して遠隔画像サポートを受けました。ドイツ語と英語の用語が似ているので少し訳をすると感が働くようです。でも鈴木様のように、日本人のきめ細やかさは、世界で最高なので、外国のものでも日本仕様の製品が良いと思います。 最近英国東芝にお電話すると不通になっていました。日本の量販店のネット販売をみると、PCは2011年に見たときと比較して、倍のお値段になっているので驚いてお店にお電話したところ、簡単なPC使いならタブレットに替っているとのこと。記録が出来ないとか欠点はあるそうですが。今の国産PCは価格は5年前の倍しても、1テラという膨大は容量があるそうでPC専門家向きに移行しているとのこと。そうなのですか?私にはそのような膨大な機能のある機種は不要なので、今のよりは倍程度の容量のある簡易な、Windows 10のPCを探しておりますが、そういうのは、富士通もDellも、もうないのでしょうか?とりあえず、すぐに必要なVista:Cの容量の解決と、新しいPCを購入した場合に、データーを新PCに移すサポートも必要なので、Microsoftの有償サポート(年15660円を受けるべく欧州からクレジットカードで申し込みをしたのですが、なぜかMicrosoftでは海外からはこのカードが受付できないため、この一時帰国時に再度試すことに。
ところで、お言葉に甘えてご教示をお願いしたいのですが、実は、Vista Home Premiumであれば、容量がもし15GB と 40GB、残っていればWindows7や8に有償で変更できて、10への変更も可能と聞いたのですが、本当でしょうか?? 15GBと40GBは何処のことか不明なのですが。 たぶん:Cが15GBの空きが要るという事でしょうか。PC素人の乱文で、御許しください。
ご質問ありがとうございます。
今回も長くなったので記事にまとめてみました!
https://pc-navi.info/windowsvista-upgrade
また、ご不明な点などあればコメント下さい